後悔の無い人生なんて俺は信じない
ケニアで出会った数多くの人たちから俺はいろいろな言葉をもらった。
その全てが俺の血となり肉となっている。
まったく別のタイミングでまったくの別人から同じ様な言葉をもらったことがある。
俺「俺は今までの人生まったく後悔してないっすよ」
男A「それは君がそれだけの選択をしてないだけだな。それだけの人生なんだよ。」
俺「俺すげー失敗をしてしまったよ。きっと後悔するけどそこから学べる気がするんだ」
男B「何かっこつけてんだ。人生にはクソの足しにもならんような失敗もあっていい。」
今日はその男Bと一緒に飲んだ。
彼はホントにかっこいい。どこからそんな言葉が出てくるんだろう?
って思うほどに深い人生を送っているんだろうなと言葉の端々から思わずにいられない。
今までは後悔することって良くないことだと思ってた。
もちろんしないほうがいいことには変わりはないけれど、
これだけ長い時間を生きていて、これだけ日々選択を迫られて生きていれば
それは仕方のないことかもしれない。
それでも、俺は後悔のない人生を送ってきたと思ってた。
失敗はたくさんしてきたけれどそれを糧にして生きてきてその度に成長できたと思ってるから。
だけど、それって危ういんだよね。
気付かないところでそういう甘い選択をしてきたのかもしれない。
自己正当化で自分の過去をゆがめてしまっているだけなのかもしれない。
取り返しのつかない失敗。
何も生まない失敗。
そういうことを知らなかっただけなのかもしれない。
今は後悔というものの考え方が変わってきた。
あの時の俺はダメだった。
って認めて、決して忘れない。
そんな物の一つや二つ持っていない人間は信用できないって思う。
過去は過去。
なんて言ってる人はきっと同じ過ちを繰り返して、また、誰かと自分を傷つけて生きて行くのだ。
今は死ぬほど後悔しながら生きている人間を美しいと思えるようになった。
いいじゃないか。後悔したってさ。
後悔のない人生なんて俺は信じない。
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