2008-08-30

彼は決して齢をとらないのだ。




ナクル二日目はやっぱりワイナイナ。今回はボニフェスも一緒。

今回も集合時間から5時間遅れてワイナイナは登場。ボニフェスは7時間遅れ。

大好きなガーデンビラで酒を飲んだ。

ケニアではPublic Spaceでの喫煙が禁止された影響でBarでもタバコがすえる場所が
限られている。

スモーカーの俺を気遣い喫煙場所の近くに陣取り酒を飲み始めて数分後。

遠くの席に気になる女性をみつけたワイナイナとボニフェス。

「コージ。お前、タバコ少しぐらい我慢できるよな?」と言ってすぐさまその席の近くに移動。


席に着き、じっくりチェックを行った後、ボニフェスがトイレから返ってきたその彼女に
「あれ?ひさしぶり~。覚えてる?俺だよ」といういつものナンパが始まる。


「相変わらず若いねぇ。ホントに40過ぎてんの?」と聞くと

「男は齢をとらないのさ」といういつもの答え。


体調が悪いから早く帰ろうといっていたワイナイナだったけど結局1時くらいまで飲み続けた。




久しぶりに会って、この先二度と会えるかどうかもわからないのにいつもと全くおんなじ
ことしてるのがすごくうれしくて彼らと友達になれてホントに良かったって思う。

なんだかこの先もおんなじように彼らと過ごしていけるように思う。

俺も齢とったなんて言わないぜ。言えないぜ。







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2008-08-29

彼は決して疲れをみせないのだ。




ナクルに行ってきた。


今まで会いたくても会えてなかったデイダンに会った。

デイダンは俺がナクルを離れるちょっと前からPAシステムに大金をつぎ込んで
音響システムの提供業務をやっている。

それが今ではかなり軌道に乗っていて車も手に入れていた。
スピーカーの数もアンプの大きさもすごく増えていた。

8時ごろからデイダンと懐かしのTaidy'sで飲み始めていろんな話をする。
10時ごろにデイダンが仕事があるからコージも一緒に来い。とのことで
メリカホテルに行く。

そこで明日のイベントの準備を12時ごろまでする。

そしてTaidy'sに戻ってまた飲む。

聞くと今日も朝からずっと仕事をしていたらしい。

デイダンはビール片手にウトウトしている。

俺や他の友達が「デイダン、もう帰ろうか?」と聞くと「一緒に踊ろう!」と
立ち上がり踊り始める。

家に着いたのは4時ごろ。

そしてベッドに入るときに「俺、明日6時から仕事だから」などと言い、2時間後
彼はメリカホテルに向かっていった。




俺は昼前に起きて他の友達と一緒にICTエクスポに向かう。

するとデイダンがスピーカーとともに現れてICTエクスポのPAを設置し始める。

その後にメリカホテルに戻って撤収作業を終わらせてそのままゴルフクラブに行って
またPAを設置する。

そしてシャバブでご飯を食べながら
「明日はエルドレット。その次はナクルに戻って結婚式を二つ。そしてモンバサに行く。」


殺人的なスケジュールをこなしながらグチをこぼさないどころか疲れるそぶりも見せない。

確実に疲れてるはずなのに、そんな状況を楽しもうとしてるデイダン。

俺はまた一つケニア人のすごさを知り、自分の弱さを知り、よりケニアが好きになり、
強くなれた気がする。


俺はもう疲れたなんて言わないぜ。言えないぜ。

デイダンとケニアでビジネスするってのは悪くない話だな。






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2008-08-26

EMRワークショップ in Naivasha




今回もEMR(Erectric Medical Record)のワークショップに参加した。
場所はナイバシャ。

前回はバリンゴでワニを見たから今回はナイバシャでカバを見よう!

なんて考えは甘くってケニア人はみんなよく働いてました。

前回とはちょっと違って今後の方針を決めましょうみたいな会議で参加者も
偉い人ばっかりであんまり面白くなかった。

会議の後半は選挙後の混乱で避難民になった人(IDP)たちのARVアクセス状況の
データ分析をみんなで行った。

参加者のほとんどがPhDを持つ人で俺なんかとても出る幕がなくて自分が情けなかった。

まぁ、仕方ないよな。。

ということでサボり好きのおばちゃんと一緒に会議を抜け出してジムでエクササイズしたり
隣の空き地で草を食んでるイボイノシシとにらめっこしながら過ごしました。


今回の収穫はやっぱりケニア人の熱さだな。




真剣にIDPのことを考えててなんだか涙がこみあげて来たくらいさ。

このワークショップはアメリカやWHOのお金で実施されているけれど内容はケニア人の
ケニア人によるケニア人のための会議だった。

いままではどこかで「やらされてる感」のある会議ばかりだったからすごくうれしくなった。

夜遅くまで誰に言われるでもなくデータとにらめっこするケニア人。

感動しました。

泊まったホテルはこんな感じで超豪華。部屋の名前はAberdare。なんだかうれしい。








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2008-08-23

アバデアの滝にて





Aberdare国立公園に行ってきた。


動物はそんなに見られない国立公園だから観光客にはあまり人気がない。
でも、俺はあのあたりの景色がすごく好きでいつか行きたいと思っていたところ。
そこにはいくつか滝があると聞いていて滝好きの俺はけっこう期待していた。


イボイノシシやバッファローを横目にバスは竹林を越えて山を登っていく。
しだいに視界が広がり湿地帯が現れる。

そこは動物もほとんど見られないような高地だ。

標高3000mを超えるその湿地帯では川の流れと鳥の鳴き声が誰に聞かれるでもなく
静かに響き渡っていた。

そこから少し歩くと滝があった。

その滝は誰に見られるわけでもなく何千年も水を落とし続けていたにも関わらず
ずっと俺を待っていたかのように俺を受け入れてくれた。

川原でパンケーキを食べながら魚が気持ち良さそうに泳いでいるのを眺めてた。

ゆるやかに流れるその川がどこへ辿りつくのか考えながらパンケーキを食べていた。


数々のトラブルに見舞われた今回のアバデア旅行だったけどその全てが俺の何かに
訴えかけてきて「アバデアに来ることになっていたんだなぁ」と納得させる。




バスは壊れることになっていて

命がけでビールを買いに行くことになっていて

あるはずのないマタトゥもあの夜は走ることになっていたんだ。

どれだけビールを飲んでも酔っ払わないのも理由のないことじゃない。

川の水が滝から流れるのと同じように俺はアバデアに来たんだ。

流れるところに流れていけばいい。

俺はアバデアに来るために二度もケニアにやってきたんだと思えた夜。


アバデアではTuskerもいいけどGuinnessがいいね。



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2008-08-22

ケーブリング

オフィスからちょっと離れたVCTにあるコンピュータをオフィスのネットワークに繋げること。

これは俺が今の職場に来て一番最初に言われたこと。

でも、無線を買ったところで電波が届くかわからない。
有線でいくとしても100m以内で収まるかわからない。
そもそも、VCTのコンピュータは利用状況から考えて同じネットワークにしたくない。

理由を説明しても「いいからやれ!」と聞く耳を持たない。

いろいろ調べてみるとかなり個人的な理由があることもわかってきた。

放っておけばいいやと思ってたけどある日Steveが「300mのケーブルと無線LANルータを買った」と言った。

Ethernetが100m以上届かないことも知ってるはずだし、
なぜケーブルを買った上に無線LANルータまで買うのか??

Steveのプランはこうだ。

VCTは近いうちに移転することが決まっている。
一時的に100mのケーブリングしてVCT内は無線で繋ぐ。
そうすればVCT内のケーブリング作業が不要だし、あまったケーブルは移転後に使える。


さすがだな。Steve。

ここまでされたら俺もやらないわけには行かない。
ということでEzekielと二人でケーブリング。

いやぁ、大変だった。




いくつかのオフィスを貫通させなければならなかったんだけどこっちのオフィスって
それぞれ施錠されててその鍵はそのオフィサーしか持っていない。
だから、その人が帰ってくるまで何もできない。。
帰ってきても「俺にもインターネット使わせてくれないなら俺のオフィスを貫通させない」
と子供のようなことを言う。

全然関係ない組織の人にネットワークを繋げるわけにはいかない。
でも、そのオフィスを通り抜けることができないと100m以内では収まらない。

そんな困難をEzekielはあっさりクリアする。

スワヒリ語やルオー語で話しているので細かいやり取りまではわからないけど
うまく期待させておきながら機嫌をとって部屋を通り抜けさせてもらっていく。


やっとケーブリングが終わったと思ったときメンテナンスオフィサーのVictriaが
やってきて

「ちょっとあんたたちこのやっつけ仕事は何なのよ?あんたそれでも日本人?」

と言われた。

確かに日本じゃありえないようなケーブリングなんだけどケニアに慣れ過ぎた俺としては
「別にいいじゃないか!」といった出来栄え。

それを思いっきり否定されてショックを受けた。

明日、またやり直しかぁ。。


こんな感じで日々ケニア人に教えてもらっている毎日です。



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2008-08-08

イイ男

次の進路のことで人に相談に行った。

自分自身まだ悩んでいるのは承知の上で相談に行ったんだけど
それをガッツーんと指摘された。

いろいろ言われていろいろ感じたけど一番感じたのは彼の優しさ。

厳しい一言一言に彼の優しさをビシビシと感じて「すっげーイイ男だ。。」って思ってた。


俺は精神分裂症と言われるほどやりたいことがコロコロ変わる。

だけどやりたいことってのは手段の一つだから何だっていいのかなとも思ってる。

最終的に「すっげーイイ男」になれれば俺はいいんだから。


すっげーイイ男像を描き続けてきた30年。

だいたいイメージできるようになってきた。

そのための手段もある程度絞れてきた。

まだまだ絞りこまないとダメだし、最終イメージも具体化していかなければならない。

今日、彼にダメだしされてまた一歩前進できたように思える。

ケニアでの甘えを思いっきり指摘してくれたから。


これからみっちりと自分の進路を設計していきます。


ということで決意の表れってことじゃないけど頭を丸めました!!








坊主にするのは18の夏以来。
あの時はいろいろ人生に悩んでこのままじゃ禿げると思って坊主にしたんだよね。
懐かしいなぁ。。

俺はあの時よりイイ男になれたかなぁ??


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2008-08-07

夏合宿2008 in Jambo!

8月に入りようやくナイロビも晴れ間が見えるようになってきました。
7月はホントに寒かった~。

でも日本は夏なんだよな。。
なんだか無性に合宿がしたくなって3日間の合宿を俺の家で実施した。

といってもただ酒を飲み続けるだけなんだけどね。
日中はちゃんと仕事をして夜は酒を飲み続ける。
何を話すわけでもないんだけど互いにメッセージをグラスに込めて飲み干していく。
何も話してないんだけど、誰よりも解り合えたかのような時間。

いやー、楽しかった~。
この内臓が腐っていくような感覚。

思い出します。菅平の夏合宿。




ひたすらラグビーして、ひたすら酒を飲む。
上手いビールが飲みたいからラグビーをがんばる。
共に戦った仲間と勝利の後に飲むビールはホントに上手いんだ。

その味を知ってるか、知らないかってデカいと思うんだよね。


自分のことしか考えてない奴。
すぐ諦める奴。
言い訳する奴。


"お前そんなんで上手いビールが飲めると思ってんのか?"

って突っ込みたくなる。

上手いビールの味を知ってたら絶対そんな態度取らねぇ。って俺は思うんだな。


今回の合宿は久しぶりにラガーマンに戻れたような気がします。

日本に帰る前にまた良い仲間ができて俺はうれしいっす。

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2008-08-03

TOEFL in Kenya

TOEFLをケニアで受けた。

思うところがあって受けてみた初めてのTOEFL。

苦手なSpeakingとWritingを中心に家庭教師に教わりながら友達の誘いも断って
ここんところずっとTOEFL対策に没頭してきた。

目標の点数には遠く届かないのはわかってはいたけど、それなりに自信はあった。

だけど、、


インターネットベースってのはやっぱ慣れが必要だね。
しかもここはケニアだし。。


11:30集合で12時テスト開始って聞いてたけど12時になっても待たされる。。
一人ずつ写真を撮って受付をするんだけどそれが時間がかかるわけ。

写真がうまく撮れないとか、受付の人が電話で話してたり。。


焦る気持ちを抑えながらようやく俺の番。

とっとと写真撮ってはやくテストを始めたい俺。

「お前はケニアで何してるんだ?」

「コンピュータエンジニアとして働いてるんだよ。」

「おぉ!俺もだ。俺と一緒に仕事しないかい?」

「そうね。考えとくよ。とりあえず写真撮ってよ。」

そんなやりとりが数分あってようやく写真を撮ってくれたんだけど

「おい!お前には目があるのか?目をつぶっちゃダメだ!」

確かにケニアには目が細い人ってあんまりいないけどさ。。

撮り直しをされた。。
でも、何度やっても目が細いのは直るわけはない。。
結局3回目の顔が思いっきり引きつってる写真でようやく撮影が終了。


やっとのことで座席についてみんなの写真撮影が終わるまでどれくらいかかるんだろぉ
と思ってたら突然テストが始まった。


"え!みんな一緒にスタートじゃないんだ!?"

なんて思ってるうちに刻々とコンピュータの時間は進んでいく。

必死に集中しようと思うんだけど写真撮影が終わった人がひっきりなしに俺の座席を人が横切る。
狭い教室だからガシガシ俺の体に当たってくるし、エンジニアが携帯電話使ってトラブルシューティングしてたり。。

一番得点を稼がなければならないリーディングで集中力を切らし結果はボロボロ。

点数はまだもらってないけど見なくてもわかる。


TOEFLってむずかしいね。。




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