2007-04-30

しつこいようだが治安のこと

こんなことばかり書いていると誰もケニアに来たいと思わなくなるかもしれない。
だけど、事実なので。。


先日自分の住む学校のすぐ横で日中(AM10:00)に銃撃戦があった。
強盗団と警察による激しい銃撃戦(40発ほどらしい)の末に4名が射殺された。

その翌週にはまた学校内で強盗が発生した。

年末には俺が空き巣に入られているし、その前も立て続けに強盗が入った。

その情報を聞いてJICAも対策を考えているとのこと。


"より安全な家に引っ越してください"



だけど、俺は知っている。

この学校の外がどれほど危ないか。

JICAは学校内の治安しかしらないから強盗や銃撃戦の話を聞いて
危ないと思うのだろう。

でも、学校の外ではほとんど毎週のように強盗が発生している。
学校の前の通りはケニア人の間では"カージャック通り"と呼ばれている。
銃声も時たま聞こえる。

だから俺はJICAにこう言った。

"この学校を撤退するならナクルから撤退ですよ。"

それ以来JICAから連絡はない。。



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2007-04-28

HIV/AIDS M&Eトレーニング "Braking Telephone"

今回のトレーニングはケニア中の全ての病院を対象にしてる。
つまり、ケニア中の病院のスタッフがこのツールの使い方のトレーニングを受けるのだ。
州立病院、県立病院、私立病院そして無数にある診療所。
加えて今回はHBC(Home Based Care)も対象になってるから
CBO(Community Based Organization)などのNGOにもトレーニングをする必要がある。

一度に全部は不可能なのでまずは州オフィサーが集まってトレーニングを受ける。

そして州オフィサーが州内の県オフィサーを呼んでトレーニングを行う。

そして県オフィサーが県内の関係者をトレーニングする。

現実的にはこれしかやり方は無いのかもしれない。
だけど、トレーニングマテリアルというのは実際の情報収集ツールのみ。

それを元にしてファシリテーターが、

"ここの項目はこうやって記入してください。" 

とトレーニングが進む。


わかりにくいところもあったりして議論になることも少なくない。
そんな時に席をはずしている出席者もいたりする。
ツールにミスプリントもあったりするし、
議論がまとまらないまま曖昧に終わってしまったりもする。


ところで、こういったワークショップではEnergizerとかIce Breaking
とか呼ばれる余興のゲームがよく行われる。

雰囲気を良くしたり、疲れた体をほぐすのが目的。

今回もいろいろやったんだけど印象的だったのが"伝言ゲーム"だった。
ケニアではBraking Telephoneと呼ばれている。

"People Living With HIV/AIDS need Care and Love"

で始まった伝言ゲームは

"Kila kitu ni Mbaya" (Everything is bad)

で終わりみんな大爆笑してた。


今回のトレーニングが地方の病院にメチャクチャに伝わって
結局 Everything is bad で終わらないことを祈る。。



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2007-04-27

HIV/AIDS M&Eトレーニング "現場主義"

今回のトレーニングで議論になったこと。

突き詰めていくと原因は二つ。

"俺らはエイズだけ扱っているわけではないのだ"

"俺らが一番現場を知ってるんだ"


エイズというのは世界的にも問題になってるし、
お金をかければある程度成果も出る病気なので
援助機関としては格好の標的になる。

だからエイズ対策における資金はわりと潤沢にある。
今回も新しいツールを導入するのに相当なお金をつぎ込んでいる。
(そのお金は日本とアメリカの税金です)

だけど、ケニアにはエイズ以外の病気もたくさんある。
そうした情報もきちんと集めなくてはならない。


でも、お金がつかない情報は集計用の用紙も印刷できないありさま。

加えて、いろんな援助機関が好き勝手に情報を欲しがったりする。

だから、新しいフォーマットが導入されて今まで集計してきた
データが集計できなくなったり、他の情報と重複したり、
矛盾したりという問題が発生する。


そんなことはJICAも含めて援助機関は全然知らないし、
ケニアの国家レベルで働いている人もよく知らない。

俺の同僚の州オフィサーは知っていたとしても経験としてなかったりする。

だけど、そこは現場の県オフィサー。

たった一つの集計フォーマットからいろんな意見が出るわ、出るわ。

彼らは本当に経験もあるし、優秀な頭脳も持っている。
エイズの現場で何年も働いているんだしね。

そんな彼らと顔見知りになれたってのはきっとすごく貴重なことなんだと思う。

彼らの意見がもっと取り入れられて、Clients Oriented の情報収集が
可能になればもっと良くなるのかな?

でも、情報収集はやっぱりきちんとした指揮系統の元でトップダウンで
やる必要もあるよね。

・・・難しいんだなぁ。

こんなことを最初は俺一人でやろうとしていたと思うとゾッとする。




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2007-04-26

HIV/AIDS M&Eトレーニング "万里の道も一歩から"

HIV/AIDSのモニタリング&エバリュエーション(M&E)
のトレーニングを5日間にかけて参加した。

日本語だと"監視と評価"ということになるのだろうけど要は、

ケニアでいつ、どこで、何人の人が

どんな検査を受けて
どんな結果が出て
どんな治療を受けているか

といった統計を取って計画通りに進んでいるか、次は何をするのか、
といったことを目的としている。


今までもこうした統計は取ってはいたのだけれど、
バラバラに情報が集められてたり、
統計を取るフォーマットが統一されていなかったりで
信頼できる統計とは言えなかった。

そこでJICAの専門家も協力して新たな情報収集のツールが作られた。


それをケニア中に展開するためにまずは州ごとに
県の保健局長、エイズ対策担当長、保健情報担当長を
集めてツールの使い方を説明するのが今回の目的である。

一言にエイズと言ってもかなり幅広い分野が関係してくる。

VCT(Voluntary Counselling and Testing)
PMTCT(Prevention Mother To Child Transmission)
ART(Anti Retroviral Treatment)
DTC(Diagnostic Test and Counselling)
STD(Sexual Transmit Disease)
Blood Safty

の6エリア全てでエイズに関わる情報を収集するという。

それぞれに新たなレジストリーブックを発行し、
どのようなデータを記入して、どのように集計するか。
どのタイミングで誰がどこにサマリーを提出するか。

そんなことを5日間かけてみっちりと勉強した。

今までの俺なら

"ふ~ん。こんな記録をとるんだね。"

で終わっていただろうけれど、いくつか現場を回った経験と
今回のワークショップに参加したことで考え方は変わった。

"こりゃ、大変だよ。。"


実際の現場では例えばPMTCTと一言で言っても実際は
出産前(Antenatal)、出産(Matanity)、出産後(Postnatal)では
全然違う診察がなされている。

だから、それぞれでそれぞれのレジストリーがあるわけで
それぞれに集計していかなければならない。

小さい病院では保健記録係などいないから看護婦か医師が
記録をとらなければならない。

全て手書きによる記録だから集計と言っても本当に大変。

集計がきちんとできたとしてもその書類を回収するのがまた大変。
公共機関の移動手段が無い病院もあるし、
車が通れないところにある病院もある。


コンピュータ化されれば本当に楽になることだろうけど
数千とある病院全てにコンピュータを配置するのは不可能。
トレーニングも必要だろうし、
電気も無いところだってあるし、
メンテナンスできる人なんていないしね。

そんな状況の中でも、やらなければならない。


エイズという問題は深い。
社会的弱者を狙う病気だから。

だけど逆にエイズという病気と闘うことは
単に病気だけでなく社会的な弱さを克服する闘いでもあるんだ。

もし、ケニアがエイズという病気を克服できたなら、
ケニアが得られるものは本当に大きなものになることだろう。

俺ができることなんて本当に少ないけれど
何とか少しでもお手伝いができたら嬉しいと思う。

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2007-04-25

今日の言葉(ジンバブウェ)

"If you sing the song of misery, you are finished."

Zimbabwean proverb



歌うなら楽しい歌がいいよね。
でも、たまには惨めな歌も聞きたいけどね。

この言葉はちょっと笑えたな。
ジンバブウェのムビラ聞いてみたい!!


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2007-04-23

ハートにシュート "スポーツの可能性"編










しつこいようだが、サッカーのことをもう少し。

マチャコス男子更生院で活動する隊員の同僚の先生はとてもいい人だった。
日本人がたくさん来て子供たちとサッカーをしてくれると聞いて本当に喜んでいた。


"きてくれてありがとう!子供たちが本当に喜ぶよ!"

彼の表情を見ていればその気持ちが嘘ではないのはすぐに分かる。


1試合目が終わり、俺たちは疲れ果てていた。

そして誰もが "タバコ吸いて~" と思っていたときに
その先生が更生院を案内してくれた。

正直、ちょっとめんどくさかった。

それに俺たちはあるポリシーを持っていた。

"あくまでサッカーでの交流"


とにかく"良い事"が好きな協力隊。

"サッカーはできないけれど、俺/私は子供たちにこれをしてあげたい!"

って言い出す隊員が出てくるだろう。

それは悪いことではないけれど、俺たちはあくまでサッカーを通じた
コミュニケーションをしよう!

スポーツの素晴らしさに本当の意味で気づいてもらいたいから。


だけど、その先生の

"子供たちとお話をしてあげてください。
彼らは人に話を聞いてもらえるだけで嬉しいんです。
自分が同じ人間なんだと思えるからです。"

という提案に異論のある者はいなかった。

日本人一人ずつに数名の子供たちが集まって自由に話し合った。

俺は6人の子供たちと話し合った。
協力隊という肩書きはできるだけ捨てたかったのでくだらない話を選んだ。

女の子の話とか、嫌いな勉強の科目とか、施設抜け出したら何がしたいとか。。

1時間ほどの話では完全に打ち解けられなかったのかもしれないけど
彼らの美しいココロには本当にマイッタ。。

彼らはみな犯罪を犯した者や孤児、ストリートチルドレンだ。
みな俺なんかにはとうてい耐え切れないほどの辛い過去を持っているはず。
だけど、彼らは本当に純粋だった。

子供は社会を映す鏡だと思う。

だからこそ俺たち大人が子供の見本にならなきゃならないんだって
改めて強く思った。


"みんな日曜日は教会に行って何を祈るんだい?"

"みんなが平和に生きていけますようにって祈るんだよ。"

"嘘つくんじゃないよ。俺だったら金が欲しいって祈るね。"

"確かにそういう時もあるけど、平和の方が大事だと思うんだよ。"

"例えば何を祈るんだい?"

"ソマリアの平和や友達が高校に行けますようにとか。"


そんな話し合いを終えてもう一試合。

子供たちと打ち解けた後のサッカーは格段に楽しかった。

やっぱりスポーツはいい。

大人も子供も経験者も初心者も日本人もケニア人も犯罪者もストチルも
一つのボールを真剣に追いかけて仲間を助け、時に叱り、共に悔しみ、喜ぶ。

今後も続けていこうと思う。



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2007-04-22

ハートにシュート "これだったんだ"編




試合の翌朝。全身が筋肉痛。
隊員のドミトリーはみな腰を押さえながら

 "はぁ~" "よっこらせっ"

と言う声があちこちから聞こえてまるで老人ホーム状態だ。


しかし、負けてしまったとはいえこの心地良い疲れは何だろう。。


ここ数日コンピュータの分科会も含めて配属先以外の活動について想いを巡らしていた。
自分の配属先にとってメリットのある活動をあれこれ考えていたけれど
どうもシックリ来ない。

配属先とは関係ない活動をやるか!と思って学校の子供たちとかに
"コンピュータをデモしたり体験させたりするか!"
なんて考えたけどやっぱりシックリ来ない。

そう。俺はコンピュータが好きじゃない。
それで日本の会社を辞めたんだしね。

それに協力隊なんだから

"何かすごいことをケニア人に見せてやろう!"
"何かケニア人に対して良い事をしよう!"

っていう意識が自分の中にあることに気づいて何となく嫌気がしていた。


そんな時に誘われたサッカーの試合。


"これだよ!これ!" って思った。




ケニア人とか、日本人とか、ボランティアとか技術移転とか関係ないことがしたかった。
"教えてあげます。見せてあげます。"

俺が求めているのはそんなんじゃない。
きっとケニア人が求めてるのもそんなんじゃない。

そんなことに自分の活動を犠牲にするのはやっぱり違うんだって改めて思った。



真剣にそして楽しく子供たちとサッカーをする。
その想いは子供たちにも伝わっていた。

隊員もそれぞれに感じるものがあって元気良く任地に帰って行った。

この写真を見たらそれが嘘じゃないって分かるでしょ?






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2007-04-21

ハートにシュート "裸足の理由"編




眠い。。

頭が割れるように痛い。。

そんな状態でマチャコス男子更生院に向かう。

ナイロビからマタトゥで1時間30分。
そこからトゥクトゥクで10分ほどで到着。

グランドはかなりの傾斜があり、芝と言うよりサバンナ状態。
ゴールは木の柱が立っているだけ。
子供たちはみな裸足。

予想はしていたのであまり気にはしなかった。


ここでケニアのサッカー事情を簡単に説明しておく。

サッカーはやはりケニアでも一番の人気スポーツで、
空き地と言う空き地で老若男女がサッカーをしているのを良く見る。

ケニアのサッカーのレベルはとても低い。

とにかくみんなボールを持ったらロングキック。

そのボールをとにかく追いかけるだけ。

高校生や地元のクラブチームの試合を見ていてもあまりのレベルの低さに
俺は"日本の小学生の方がうまいなぁ。。"と思っていた。


だから、いくら体力の無い協力隊チームでも負けることは無いと思ってた。
しかも俺はベッカム仕様のスパイクを購入したしね(約1500円)。
裸足のガキどもに負けるはずは無いと思ってた。
(小学校・中学校とサッカーやってたしね)




【試合結果】
第一試合

JOCV 3 - 6 MACHAKOS


第二試合

JOCV 3 - 4 MACHAKOS


完敗でした。


まず、体力の無さは想像以上だった。
標高の高さもあるけど全く走れない。
加えて前日の酒。

ハーフタイムでゲロ吐いているチームメイトを見ながら

"こりゃ勝てねぇなぁ・・・" と思わざるを得なかった。


しかし、それ以上に思ったのは彼らは決してヘタではないということ。

あのグラウンド状況ではドリブルは不可能。
細かいパスも繋げない。
結果としてロングパスが効果的なことに気づいた。

スパイクなんかより裸足の方がボールを蹴れる。

彼らは彼らの状況の中でベストを知っているんだ・・・。

これってサッカーに限ったことではないと思う。
そこに住んでるものにしか理解できない彼らのベストがあるんだと思う。

とにかく、次は必ず勝つぞ!!

負けるのは悔しいーーー



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2007-04-20

ハートにシュート "前日の夜"編

ケニアの隊員では更生院で青少年に体育などを教えている隊員が数名いる。
彼らはみなサッカーが好きで、子供たちにサッカーを教えていたりする。

更生院の子供たちは8歳から18歳くらい。

犯罪を犯して収容された子供たちの他にエイズ孤児、ストリートチルドレンなどが
収容されていて日本の更生院とはちょっと意味あいが違う。

心に深い傷を持った子供たちも多く、落ち着きの無い子供や集団行動がとれない
子供たちも多い。

"そんな彼らと一緒にサッカーをしようじゃないか!"

ということでケニア隊員の間で作られたサッカーチームの第一戦が
マチャコス男子更生院で開催された。


金曜日の夕方からナイロビに集合し真剣にサッカーの戦術を確認しあう。

"やるからには勝つ!"

何よりも大事なのはスポーツの素晴らしさを彼らに伝えることだ。

真剣に勝利を狙うこと。
チームメイトとのチームワーク。

そんな姿勢を子供たちに見せて何かを感じ取ってもらいたい。

そんな熱い俺たちのミーティングは酒も入り気がつくと朝5時。。

あぁ、二日酔い、睡眠不足・・・

大丈夫なのか??

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2007-04-18

毒殺

ケニアの呪いについては今までも何度か書いてきた。

実際の魔力も俺はあると信じているが、やはり毒を用いた呪いも多い。

人に恨みを買われると毒を盛られて殺されるのだ。


実際にケニアにはまだまだ解明されていないであろう薬草がたくさんある。

ビールやソーダのビンは必ず飲む人の前で開封される。

決して人と同じグラスを使うことをしない。


ケニアの隊員で同僚とうまく行っておらず毒殺の噂が流れ任地変更を
迫られている人もいる。


俺がケルーニョ追放を考えていることを話すとみな

"毒殺されるかもよ" って真剣にアドバイスしてくれる。



だけど俺はケルーニョを追い出すのが狙いじゃないんだ。
彼のやる気を高めたいだけ。

結果として彼が左遷されたとしても彼が俺を毒殺したいと思うような
やり方はしないつもり。

どうやって?

うまく説明できないけれど、こういうの結構得意なんです。
ケニア人に通用するかわかんないけど、要は誠意だと思うんだ。

誠意でケニアの毒が解毒されるかお楽しみに~


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2007-04-15

ようやく雨が降ったので

今年も異常気象のようで雨季のはずなのになかなか雨が降らない。
本当ならイースター休みに俺の家の畑を耕す予定だったんだけど
全く雨が降らないので酒飲んでた。

で、今週からようやく雨が降り始めたので畑を耕しました。

去年は大家さんがやってくれたんだけど今年は大家もいないので
自分でやってみることに。


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10m×5mとたいした大きさではないのだけど、
雑草が生い茂って石ばかりの畑を一人で耕すのは並大抵じゃない。

コンピューターしかいじってない俺の手はあっという間にマメが潰れて血だらけ。

土より石の方が多いんじゃないの?っていいたくなるような畑。

腰は痛むし、日差しも強い。

第一、ケニアでは野菜は5円とか10円で山ほど買える。
水も十分にあるわけじゃないし、草むしりできる時間も限られてる。
つまりそんなに良い野菜が育つわけじゃない。

買った方が安くて美味い。

じゃあ、なんで畑をやるのか?

"面白いんだよね"

雨が降るのが嬉しくなる。

太陽が愛しくなる。

食事が楽しみになる。

日本でもやれるならやりたいけど時間も土地もない。

だったらここでやるっきゃないでしょ?

去年の経験を活かして今年はおいしい野菜を作ろうっと!



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2007-04-14

のるかそるか

今日はワイナイナと週末デート。

毎日職場で顔合わせてるのに週末まで会う必要はないでしょ?
なんて思うんだけど俺もワイナイナもやることないようでタウンで酒を飲む。

でも、本当は俺には狙いがあった。

オフィスでは聞けないことを彼に聞きたかったんだ。

それはケルーニョのこと。


俺の直属のカウンターパートである彼はほとんど職場に顔を出さない。

サイドビジネスに精を出しているか、酒を飲んでいるのだ。

俺が来たときから彼はそういう態度だったけれど、俺が何を言っても
"俺は外回りして働いているんだ。"って言われて終わりだった。

ボスに告げ口すれば彼に何らかの処置が行われるだろうことはわかっていたけれど
外国人である俺がそれをすることにためらいがあった。

彼にも家族がいるし生活がある。
働かないのは彼だけじゃない。

2年しかケニアにいない俺が彼の人生を狂わせていいものか?

そんな風に考えていた。

でも、今もって考えると俺の活動がなかなか進まない最大の理由は彼だ。
そして、彼に対して不満を抱いている人は俺だけではない。

そんな想いをワイナイナに相談してみた。

"あいつは、最悪だ"

ワイナイナによると彼のせいで我々の州の保健情報のクオリティは
ケニアで最低だという。

県の保健情報担当者もケルーニョに対する不満は爆発寸前だと言う。

そこで俺も最後の切り札をワイナイナに出した。

"俺の後任は来ない。来るとしてもRiftvalleyじゃなくてNyanzaに来るだろう。
Nyanzaの保健情報担当者はとても優秀らしいからね。"


ワイナイナはそれを聞いて興奮しながらこう言った。

"コージ。こうなったらミソレ(ボス)に言いつけるしかない。
これ以上あいつに任せてたらダメだ。
やってくれるな?コージ。"


え?俺?

なんて思ったけど、そのうち帰る外国人である俺にしかできないことってあるよね。

いっちょ、やってみようかな!?



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2007-04-13

ケニア流の酒の飲み方



ケニアで仲間同士で酒を飲むときはたいてい順番に
酒を奢り合うのがルール。

3人で飲んでたらまず3本の酒をオーダーし、それがなくなると
次の人がまた3本オーダーする。

誰かが飲み終わると自動的に追加でオーダーされるので
ペースが遅れると自分のテーブルに未開封の酒がたまって行く。

帰るタイミングは自分の番が来たときに

"これで最後にしようか?"

と、それとなく切り出すのがスマートなやり方。


だけど、相手が金持ちだったりすると順番は関係なくてその人が
全部おごってくれることになる。

そうなると、帰るタイミングを切り出すことが難しい。

次々に酒がやってきて、どんどんテーブルにビールがたまって行く。
そんな状況で"じゃあ、帰るね"とは言えない。

言ったとしても

"それ、全部飲んでから帰りなよ。"

って優しく言ってくれる。。

それでがんばって全部飲んだら、やっぱりもう一本追加される。

こんな感じでいつまでたっても帰れなくなるのだ。。


昨日は5時から飲み始めて12時過ぎまで帰れなかった。。

治安さえ良ければ最高な文化なんだけどねぇぇ。。。




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2007-04-11

skypeで大はしゃぎ

職場にドネーションで常時接続高速インターネットがやってきて数ヶ月。
みなインターネットでメールを見たり、ニュースを読んだり。

でも、思ったより利用状況は高くない。

そんなにメールがくるわけじゃないし、メール出す相手がそんなにいないから。
ネットで読めるケニアのニュースは少ないから。

おじさん、おばさんばかりのこの職場ではやはりインターネットより
リアルなおしゃべりの方が魅力的な様子。


ネットより仲間とおしゃべりしてる方が楽しい。
昼飯を食べる金はなくても高い携帯電話を使っておしゃべりする。


そんなある日ナイロビからやってきた人がSkypeをインストールしていった。

目的はナイロビとビデオ会議をするため。

無料で電話ができると聞いて彼らは大興奮。
テスト通話でも子供のようにはしゃいでた。

めちゃくちゃデカイ声で

"もしもし?""もしもし?""もしもし?""もしもし?""もしもし?""もしもし?"

とずっと繰り返してる。
何となくほほえましい光景。


でも、次の日には彼らは気づいてしまった。

"電話をかける人がいない。。"

ケニアでSkype使えるネット環境なんてほとんどないからね。

結局、その日以来Skypeは使われていない。。





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2007-04-09

イースターホリデイ

ケニアは休日が少ない。
連休はクリスマスとイースターだけ。

で、そのイースター休みがやってきた。
役所勤めの俺にとってはかなり貴重な4連休。

でも、どこにも行く気がしなくて任地でのんびりしようと思った。

気がつくと近所の専門家の人と昼から毎日飲み明かしてた。

"さすがに体に良くないでしょ?"ってことになって、
山賊が出るって言われてる近くの山へピクニックに行った。


実際はすごく美しいところで巨大なクレーターとフラミンゴに染まる湖を
見ながら汗でアルコールを吹き飛ばした。

結局すごく気に入って次の日も行ってしまった。

日曜の夜は近所のケニア人の友達の家で酒飲んで大騒ぎした。
デイダンと"結局女ってのはよぉ・・"って話しながら酒飲んで
ケニアも日本も恋愛に関しては大体おんなじだって通じ合った。
それからデイダンがどっかで手に入れた日本のエロビデオを見ながらみんなで大爆笑。

最後の日は5時間の散歩を終えてから家の庭の草むしりした。
死ぬほど蚊に刺されながら、もはや雑草とは呼べないほど巨大な草たちを刈り取った。


そんなこんなで4日間という休みは終わった。
使った金額ゼロ。(奢ってもらってばかりいた)

何だかよくわからない過ごし方だったけど、悪くなかった。
旅行もいいけど、こんなのもいいな。


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2007-04-06

将来のことを考えている


"あんな世界を作りたいんだ"


俺にそれができるの?

俺に足りないのは何?

俺にできるのは何?

今俺がすべきことは何?


そんなことを考えてる。



人生とは "何をするのか"

ではなくて "どう生きるか" 

なのであれば俺はおそらくその世界のために死ぬまで
もがき続けることになるんだと思う。

苦しい生き方かもしれない。
もっと簡単な生き方、自分の身の丈に合った生き方があるとは思う。

かつて俺はそんな生き方を選んだ。

"自分の生きたいように生きるなんて自分勝手なだけだ"
"世の中は夢語ってるほど甘くはないんだ"


そんな風に自分を追いこんで、
作られた社会のなかで必死に働いて
自分の本当の心を閉じ込めて生きてきた。

でも俺は知ってたんだ。

"自分に嘘をついて生きていくことはできやしない"って。

運命とかいう言葉は使いたくはないけれど、
ガキのころから知ってたんだ。

自分がどう生きていくかってことを。

だけど自信がなかった。
だから自分を見ようとしなかった。

でも、恥ずかしいくらいに、痛いくらいに、自分の心をさぐっているうちに
自信なんてあんまり関係ないってことがわかってきた。

自分の心が見えてればそれに従うしかないんだ。

必要なのは自分の心を見ようとする勇気。
そして、それに負けないだけの強さ。

そこから自信は生まれるのかな。


正直言ってメチャメチャ怖いよ。
今でも逃げ出したいくらいさ。
だけど、楽しみなんだ。ワクワクするんだ。

そんな気持ちわかるでしょ?



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2007-04-02

Uongo ni spice(嘘はスパイス)




エイプリルフールで嘘をついた。

そしたら

笑ってくれた人がいた。

心配してくれた人がいた。

怒ってくれた人がいた。

叱ってくれた人がいた。


嘘は良くない。
それは間違いない。

でも、ケニア人はよくこんなことを言う。

"嘘はスパイス"

嘘をうまく使うことで物事が、人生が素晴らしいものにもなる。


ユーモアを笑う心は心を豊かにする。

人を心配する思いやりは心を優しくする。

悪いことに怒ることは心を清くする。

友を叱ることは心を強くする。


でも、スパイスの使いすぎは良くないよね。
もう嘘はつかないっす。


みんな愛してるよ~。
ごめんね~。


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2007-04-01

きょうはなんの日?

普段、正直に生きてる俺だもん。
この日くらいはいいでしょ?
今日は4月1日。

そう、えいぷりるふーる。

誰が決めたのか知らんけど、俺はこういうの大好き。

嘘をつくことで誰かがハッピーになれることがあるのなら
俺は本気で嘘をつくさ。

ということで、しばらくケニアで踏ん張ります。
へへへ~。




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