ケニアにも当然のことながらギャングがいて、政治的にも繋がっている。
彼らはムンギキと呼ばれている。(詳細は下記参照)
今年は大統領選挙もあって彼らの出番が来たといった感じ。
ナイロビを中心に銃撃戦や残忍な犯行が連日のように新聞をにぎわせている。
俺の住むナクルはそれほどではないのだが、やはり油断はできない。
今日は金曜日。
いつものようにデイダンと夜の街を練り歩く約束をしていた。
俺は近所の日本人の家でビールをご馳走になりながら彼からの電話を待っていた。
「コージ。今どこだ?」
「今、近所の友達のところだよ。何時ごろ出かける?」
「今日はムンギキの取締りがナクルであるらしい。今日は中止だ。
コージも絶対に出歩くなよ。」
そんな情報どこから仕入れるんだ?
日本人とだけ一緒にいたら絶対わからない。
デイダン、今夜もありがとう。
平和な街で出会えてたらもっと遊べたのにね。。
(以下、ムンギキについて。JICAケニア安全対策情報より)
JICAケニア安全対策情報
ムンギキへの取り締まり強化に伴う注意喚起
すでに新聞などでも報道されているとおり、ナイロビおよびセントラル州ではムンギキ
とマタツオペレーターとの抗争の激化を受けて、警察がムンギキの取り締まりを強化して
います。警察は、これまでに2000名近いムンギキ関係者と見られる容疑者を拘束する一方
で、ナイロビ市内ではムンギキと見られる銃器を所持した強盗と警察官と銃撃戦を繰り返
しています。
5月17日にはナイロビ市内で強盗団と警察官との間で3件の銃撃戦が発生(2件はダウンタ
ウン地域で発生し、残り1件は日本人関係者もよく訪れるサリットセンター付近で発生)
し、警察官6-8名が命を落としたと言われています。
5月27日には、カリオバンギで警察官が強盗の容疑者2名を逮捕し戻る途中、仲間のムンギ
キとみられる集団が待ち伏せして攻撃し銃撃戦となり、警察官2名と容疑者2名に加え、10
歳の少年と高齢の男性1名の計6名が死亡したと伝えられています。
警察官との銃撃戦に加え、5月18日から22日にかけては、首と胴体を切断するという残虐
な殺人事件がキアンブ及びムランガで発生しています。
さらに、独立記念日の6月1日には、オザヤとカンゲマで警察の副長2名とその家族が射殺
され、6月2日にはムランガで2名のマタツドライバーが惨殺されています。
また、6月4日にはマザレスラムで明け方巡回していた2名の警察官が殺され、同じマザレ
スラムで5日には警察官とムンギキとの激しい抗争で22名-27名が死亡しています。また同
日、ムランガではムンギキにより4人の一般市民(老人)が殺害されています。
警察は7日に、500名を動員し、ムンギキが潜伏していると見られるマザレスラム内コソボ
地区の一斉捜索を強行。11名のムンギキメンバーが射殺されました。
1990年代に出現したムンギキは、キクユ族至上主義を唱え、いわゆる「カルト」と見
られていましたが、現在はマタツドライバーからみかじめ料を取り上げ(支払わないドラ
イバーに暴力をふるう)るなどギャングと化しています。また、当初は髪型をドレッドに
し容易に見分けることができましたが、警察の取り締まりをうけ、現在は普通の髪型とな
り一般人と区別ができなくなっています。現時点では日本人ないしは在ケニアの外国人を
標的にしているとの情報はありませんが、政治家との関係も取りざたされており、今後大
統領選挙に向けてさらに凶悪化する可能性が否定できません。
つきましては、当事務所が提供する情報に加え、JICA関係者の皆様も住居、勤務先、通勤
経路などの治安について、積極的に情報収集を行い、危険を避けるようにお願いします。
また、警察官には不必要に近づかず、マタツを利用する場合は明るいうちに移動するよう
にしてください。
最後になりますが、今年は大統領選挙の年であり12月に想定される投票日に向けて政治的
な緊張の高まりとともに治安が悪化する懸念があるので、引続き夜間は早めに帰宅するよ
うにお願いします。
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