2008-06-11

EMRワークショップ レポートPartII

EMRと簡単に言うけれどこれほど難しい物はない。

電気もないような診療所にもコンピュータを置いてネットワーク化しようって話だからね。
コンピュータを揃えられたとしたってそれを扱える人はいないだろうし、トラブル対応
できる人もいない。チェックする体制もないから私物化するか売りさばかれてしまうだろう。

だからといって”無理だから何もしない”ってわけにも行かないのです。


ガイドラインだけなら机上の理論で作れるわけだし"あるべき姿"を抱くことは実現への
第一歩だと俺も考えている。それにこのプロジェクトも5年計画だそうだし。

でも正直しんどいねぇ。なんだか空に絵を描いてる様な気分。

ワークショップの後半はITチームとインフォメーションチームに分かれてのグループワーク。

ITチームとの討論はなかなか面白かったかな。



知ってる知識を自慢げにひたすら話す人。

知ったかぶりを突き通す人。

どうでもいい話を延々と話す人。

やたら細かい人。

やる気のない人。

めちゃくちゃ冷静な人。



インフラ、
プラットフォーム、
セキュリティ対策、
バックアップシステム、
データベース設計、
ユーザーサポート体制、


そんな彼らと夢物語のようなシステム構築を現実的に検討していくプロセスは
むなしさ半分と楽しさ半分だった。


偉い人がワークショップでこんなこと言ってた。

"どんな田舎にでもコカコーラは売ってる。じゃぁなんで薬が行き届かないんだ?"

"コンピュータだってケニア中に行き届いていいはずだ。"


道は遠い。しかし先が全く見えない話でもない。

万里の道も一歩から。その一歩であることを願おう。



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