2008-05-20

IDUs ワークショップ@マチャコス Day2

ワークショップ二日目。

今日俺はケニアの嫌な部分をあからさまに目撃することになる。

何も初めて見たわけではない。以前から知っていたことだからショックはあまりない。
だけど、やっぱり嫌なものは嫌だし、これが初めての協力隊だったら受けたショックは
かなりのものであっただろうと思わずにはいられない。


このIDUのワークショップは3日間予定されていた。

初日は偉い人のプレゼンテーションで二日目はみなで討論し3日目に行動計画を立てる。

偉い人たちは二日目からは参加しない。

で、今日の二日目。

予定より1時間半遅れてスタート。

そしていきなり討論をグループごとに始める。午後に発表するからそれまで自由時間。
適当に討論を終えてみなそれぞれに遊びに出かける。

俺は日向ぼっこしてたら"メシを食いに行こう"と誘われてついて行くとそこは酒場。

ドライバーや庶務のおばちゃんたちが昼からニャマチョマ(焼肉)とビールを飲んでいた。

庶務のおばちゃんがどうしてここにいるのか不思議だったがドライバーが酒を飲んでる
のには腹が立った。

"お前の運転で俺は帰るんだぞ!!"



午後になり予定の時間より1時間遅れで発表が始まる。

たいして討論もしていないけれどありきたりの内容だからみなありきたりの発表をする。
(でも、そういうのはケニア人はとても上手。それなりの発表をする。)

で、その後驚きの発表がNdwigaから。

"えーっと、3日間の予定でしたがみなさんとてもよい発表をしてくれたので
これで終わりにします。あとは会計係が到着するまでしばらく時間があるので
みなさんで重力ゼロ地帯に行きましょう!"

※この重力ゼロ地帯は別述

みんなでバスに乗って遠足。

それから帰ってきて会計係が到着。お待ち金のアローワンスが支給される。

※アローワンス
ケニアをはじめとする途上国では研修に参加するとお小遣いがもらえるのである。
日本人の感覚ではお金を払って研修を受けるものである。あるいは会社が研修を
受けさせる場合は会社が交通費を負担してくれる程度である。
しかし、ここケニアではお金をもらって勉強するのである。

なぜか?

それは先進国の援助プロジェクトが評価を受ける際にどれだけ参加者が集まったかが
重要視されるため援助団体が人数集めにお金をばらばら撒くからである。

これはさすがに日本人としては受け入れがたくJICAも研修のアローワンスは支払わない
姿勢を貫いている。

しかし、ケニア人側からすれば"お金をもらえないなら行かない"と考えるのは自然である。
こうした先進国側の都合で途上国の”学ぶ姿勢”の根底が歪められてしまったのである。



で今回のワークショップのアローワンス。

3日間で10500Ksh!!(約1万9千円!!)




そもそも2日間しかやっていない。
3日間で月収とほぼ同じ額の小遣いがもらえるのである。
これではまともに働く意識もなくなる。
小遣いなしの研修なんか受ける気もなくなる。

そしてびっくりしたのはあの酒場でビール飲んでた庶務のおばちゃんたちも突然研修会場
に現れて何食わぬ顔でそのアローワンスをもらっていったのである。

彼女らにしたらややもすれば年収くらいある金額をだ!

帰りの車は酔っ払ったドライバーと庶務のおばちゃんたちと同僚たちと同じだった。

5人乗りのランドクルーザーに9人乗って帰る羽目に。

俺は荷台。。


こうした研修制度を作ってしまった先進国。

それをなんとも思わずに利用してしまうケニア人と不正に支給する人たちと受給する人たち。

やり場のない怒りをギュウギュウ詰めの車の中で噛みしめたワークショップだった。



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2008-05-19

IDUsワークショップ@マチャコス




Ndwigaという同僚が "コージ一緒にマチャコス行こう!"と言うのでついていった。

マチャコスというナイロビから東に1時間半ほど行った街で行われるIDUの
ワークショップにテクニカルスタッフとして参加するのだ。

IDUとは Injection Drug User の略で注射針を使いまわして麻薬を使用することで
エイズ感染のリスクがある人のことを言う。

3日間のワークショップに俺はプロジェクターの設置やラップトップPCの管理などを
するわけだけどたいしてやることはない。

ナクルにいたときもこうしたワークショップには何度か参加していたけど退屈な
ワークショップはホントに地獄だった。

今回も不安はあったのだけどオフィスワークにもうんざりし始めてたので参加してみた。


初日はNASCOPのDupty Directorと刑務所の偉い人とKenyatta National Hospitalの偉い
医者がプレゼンテーションしてその質疑応答といった内容。

ワークショップの参加者は刑務所の保健担当者や精神病院のヘルスワーカー
(この病院は中毒患者の治療を行う施設があるケニア唯一の病院)など。

犯罪である麻薬利用者をどのようにケアしていくべきかという難しい内容の
ワークショップは見ていて退屈しないものだった。


ケニアの刑務所はもちろん男女別に収容されているがやはりIDUもいるしゲイもいる。
そんな人たちのために政府として注射針を渡すべきか?コンドームを渡すべきか?

ケニアでは麻薬は当然ながらゲイも違法行為なのだ。





"エイズ感染を防ぐために政府が犯罪の助長行為を行えるのか?"

"リスクがある以上は平等にケアするべきだ!"

といった意見のやりとりが続く。


俺としてはこういう問題はNASCOPといった政府組織が対処すべきではないと思う。
やはり政府組織が犯罪行為を助長することはおかしい。

だからNGOがやるべき。
そしてNGOに政府は援助すべき。

ワークショップの内容は興味深いけれどこのメンバーでケアの是非を問うても意味は無い。
ワークショップ自体の意義としては?だ。

だけどいい勉強になりました。



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2008-05-17

陽当たり良好?




ご存知の通り俺のケニアでの趣味は洗濯物が乾くのを眺めることです。


真っ青の空の下で赤道直下の強烈な太陽が洗濯物をジリジリと乾かしていく光景が
たまらなく俺を幸せにしてくれた。


自分の畑の前の物干し台に広がる俺の洗濯物。

青々とそびえる俺の野菜たち。

バナナの花には今日もサンバードが囀っている。

隣人と一緒に日向ぼっこしながら何を話すでもなくただ乾いていく洗濯物を眺めるのだ。


でも、それはナクルでの話。

ここナイロビの俺の生活はそうはいかない。

アパートの1階に住む俺は狭いベランダに洗濯物を干している。

なかなか乾かない。。


俺の部屋は南向き。南側に陽を遮るような建物もない。

しかし、陽当たりが良くないのだ。





なぜならここは赤道直下だから。

真上に太陽が昇るから真南を向く俺のベランダには陽が当たらないわけ。

そう言えばナクルの家は東を向いていたな。。


洗濯機が欲しくなってしまう。





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2008-05-15

家庭教師

ケニアに来た理由のひとつに”しっかりと勉強する”というのがある。

そのひとつが英語。

前の2年では独学で勉強していてリーディングとリスニングはそこそこ伸びた。
でも、やっぱり話せない。。

スピーキングが無いTOEICだと点数は取れても俺の実際の英語力は仕事で使える
ものではない。

だからケニアにきたらスピーキングを中心にプロに教わろうと思ってた。

ナイロビにはいくつか語学学校もある。

日中は仕事してるから夜になるんだけどそうなるとプライベートレッスンしかなくなる。
しかもナイロビの治安を考えると夜の移動は避けたいので先生に来てもらうしかない。

そうなるとやっぱり金額がね。。

日本と同じくらいの料金を払うべきか??





悩んで知り合いのスワヒリ語学校の先生に相談したら"うち、英語も教えてるよ。"
ってことで値段も低めにしてもらって今週から始めました。

同じアパートに住む協力隊員も一緒にやることになってもっと安くなった。

安くてもただ英語が話せるだけのケニア人がやってきたら意味がない。

スワヒリ語交じりの英語は英語を勉強するには害でもあるのできちんとした先生
でなかったら辞めようと思ってた。

でも、その先生はすごく教え方が上手。しかも礼儀正しく、時間も守る。

少なくとも協力隊の訓練中の先生よりも教え方が上手いと思う。すごく親切だし。


しっかり勉強しないとね。




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2008-05-13

ケニアは貧乏ではない。



職場でいつものようにハランベーが行われていた。

ハランベーというのは日本の"結"に近い考え方であったと思うのだけど今はとりあえず
お金をみんなで出し合って助け合いましょう!という感じ。

このハランベーで学校や教会を立てたりしていてハランベーという言葉はケニアを象徴する言葉でもある。
(ケニアのサッカー代表チームの愛称はハランベー・スターズ)

普通はひとり50Kshとか100Kshとかなんだけど今回は10000Kshとか5000Kshとかハランベー
してる人が多くいて何事かと思ったらIDP(Internal Displaced People)と呼ばれる
避難民を救おう!という名目でキバキ大統領主催のハランベーだった。

翌日の新聞によるとこのハランベーでたった3時間でSh457Mが集まったという。
(8億円くらい。100円=58Ksh)

ちなみにキバキ大統領は500万Kshを寄付したという。

この金額にも驚かされるがさらに驚くのはこのハランベーが違法行為だということ。



モイ前大統領時代はこうした大統領によるハランベーはよく行われていたらしいが
やはり役人がハランベーをするといろいろと問題が生じる。

寄付をしないと出世ができなくなったり、強制的なハランベーになったり。
そもそも私的なお金だから使い道もあいまいになって汚職につながる。

だから今の法律では公務員によるハランベーは禁止されているというのだ。

でも、大統領自らが堂々と法律を破ってみせた。

"強制じゃないから違法じゃない"って言ってるらしい。

結局ケニアは法治国家ではないんだなぁと実感。
まぁ、モブジャスティスとか見てれば明らかなんだけど。


それにしてもこのハランベーの最終的な目標は300億Kshだという。
援助に頼らない姿勢は感心するがそんなお金がホントにあるのかな?


話は変わるが先日ケニアの大手携帯会社の株式が公開されることになって
ケニア人がこぞってこの株を買った。

で最終的に集まった金額が240億Ksh

※一説にはそれ以上


ワイナイナはこう言ってた。

「ケニアは金持ちだ。もう、俺はケニアが貧乏だなんて信じないぞ」

「じゃぁ、もう援助は要らないね」

「コウジ、俺たちは金はあるが技術はないんだ。道具を買ったってそれを使える人がいない。
だから技術は必要だよ。とくに日本の技術がね。」


こいつは相変わらず頭がいい。

ケニア人は金もあるしきっと技術だってあるんだよ。

無いのは"自信"かな。







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2008-05-10

Input/Output



今日もGoDownに行ってきた。

写真展の最終日でPoetry Readingのイベントがあったから。

2回目の写真展でもやっぱり胸打つ写真たちだった。

いろんなことを考えさせられながらケニア人のプロの詩人による詩の朗読が始まった。

英語やスワヒリ語の詩だから半分くらいしか聞き取れなかったけれどすごく良かった。


音楽なしの純Poetry Readingだったけどきちんとウタになっていた。

Poetry Readingを観るといつも思う。

"言葉は詩うために創られたんだ"





抑えきれない感情を言葉にするエネルギーに俺は震えを覚える。

その感情の高まりに俺は言葉の本質を見る。

そして言葉には魂がある事実を俺は知るのだ。



InputとOutputのバランスを保つ手段としての芸術を俺は愛する。






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2008-05-09

バルちゃん

俺の働いている役所には俺意外にも日本人が働いている。

俺が働き始めてすぐに彼女はこう言った

「バルちゃんはタヌキ親父だから気をつけてね」

バルちゃん(バルターザ)ってのは俺の働く部門のマネージャで俺の上司に当たる人だ。

ケニア人にも当然ながら気の難しい人や一緒にいて気持ちよくない人もいる。
だからあんまり気にはしていなかったんだけど今日その言葉の意味がよくわかった。


ケニアのお役所で働く上で気をつけなければならないのは上司をすっ飛ばして自分の仕事をしないこと。

もちろんこれは日本でもそうなんだけどケニアの場合は組織体系が目に見えにくいから難しい。

"え?この人が俺の上司だったの?"

みたいなことも起きるし、

"こいつはどうしようもない奴だから黙っとこう"

といった行為が仕事を著しく妨げることになったりする。


ということで俺は自分の活動計画を同僚と立てた後も上司とトップの了承を得るまでは
行動に移さないでおこうと考えていた。

で、そのバルちゃん。



彼はとても忙しいので何とか捕まえて活動計画の説明をしようと彼を見張る日々が続いた。

"どーも、バルちゃん、ご機嫌いかが?今日は時間ありますか?"

"今日はこれからミーティングだからダメだ。"

"じゃぁ、明日は?"

"明日の午後に来い。"


で、翌日の午後。

"どーも、バルちゃん、ご機嫌いかが?今から話せる?"

"今は忙しいからダメだ。"

"じゃぁ、明日は?"

"明日の午後に来い。"


ってのを毎日繰り返していた。

でもさすがに俺もいらいらしてきたんだけどどうやらバルちゃんのほうが短気だったようで。


"どーも、バルちゃん、ご機嫌いかが?今から話せる?"

"ダメだ!ダメだ!"

"ちょっとだけだからいいでしょ?昨日渡した俺の活動計画について話したいのよ。読んでくれた?"

"・・・"

"読んでくれたの?"

"お前はこの一ヶ月何をしてたんだ!何もしてないじゃないか!!"

"は?"

"俺が言ったことを何もやっていないじゃないかと言ってるんだ!"

"あんたが俺にやって欲しいことを実現するための活動計画を作ってたんだよ。
そのための調査をこの1ヶ月してたんだよ。だからその活動計画について話し合いたいんだけど。"

"そんなことはどうでもいい。お前がこの1ヶ月やったことを報告しろ!"

"そりゃいいけどその時間はいつくれるの?今は大丈夫?"

"今は忙しいからダメだ。明日の午後来い。"


ケニア人に叱られたことって今までなかったしその叱り方もとっても理不尽だったから
俺も久しぶりにカチンときてしまったよ。

で、同僚のスティーブに愚痴ったら

"あー、バルちゃんね。あいつはいつもそうだから無視してればいいよ。"


でも、ここはケニアだしそういうわけにも行かないんじゃないかと思って専門家に相談。

"あー、バルちゃんね。あいつはいつもそうだから無視してればいいよ。"


なんでもスティーブもその専門家もバルちゃんは全く相手にしていないようで業務報告も
メールで済ましてるんだとさ。


そんな感じだからバルちゃんも卑屈になっていってドンドン関係が悪くなっていく。


どうしたらいいのかねぇ。。



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2008-05-02

五月蝿

ワイナイナとこんな話をした


W:"ハエってのは何のためにいるんだ?邪魔だ。絶滅させよう。"

K:"でも、ハエも何かのためにはなってるかもよ。"

W:"ただうるさいだけじゃないか。それに病気を広めるし良いことなんかない。"

K:"だけど一度絶滅させてしまったら二度と復活できない。もし、ハエがいなくなってとんでもないことが起きたらどうするの?"

W:"・・・"

W:"よし、こうしよう。
どっかの研究所でハエを飼ってそこに隔離しておいてからハエを絶滅させるのだ。"






別に環境教育ってわけじゃないけどやっぱり簡単に絶滅させようなんて聞くと俺も
ちょっと気になって偉そうなことを言ってみたけどワイナイナのほうが頭が良くて
結局議論では負けてしまう。


で、ワイナイナの家に泊まったんだけどその朝信じられないほどのハエが俺を睡眠から醒めさせた。

ワイナイナ。やっぱハエなんて必要ないのかもね。。

ワイナイナの言うとおりにしてみるか?でもそういうわけにはいかんよね。







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ラフィキヤング

ワイナイナに再会した。

集合時間に電話したら「あと1分で着くから待ってろ」と言われ待ち続けること1時間。

やっぱりワイナイナはワイナイナだった。

再会しハグをして酒を飲み以前のようなくだらない話題を延々と続ける。
うれしくなる。


俺は前にケニアを去るときワイナイナに仕事を斡旋して帰った。

俺が教えた技術をワイナイナにもっと活かして欲しいから。
そしてワイナイナに恩返ししたかったから。

で、帰国間際に知り合いのNGOのダイレクターを紹介したんだけど
その後にワイナイナは年末の選挙前に彼から仕事の誘いをもらっていた。

コンピュータ関係のポストでそのでかいNGOのプログラムの一員になれるはずだった。
給料もぐーんとあがるはずだった。

だけど今回の大統領選挙で全てが変わってしまった。





そのNGOのプロジェクト自体も大変なことになっているだろうし、
なによりキクユ人であるワイナイナがルオーランドのキスムで仕事をすることなど
不可能な状況になってしまったのだ。

ワイナイナも「残念だけどキスムになんか行けるわけないし行きたくもない」と
言ってスミロフ・ブラック・アイスを飲み続けた。


そんなこんなで結局俺の前回の協力隊の最大の仕事は失敗してしまったわけだけど
彼と再会してこの6ヶ月でできることがあるならしてみようと思うのでした。





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2008-04-30

同期隊員

来週から新隊員が任地へ赴任するということで調整員のお宅でパーティがあった。
俺も新隊員ということで招待されたんだけどやっぱり微妙な立場。

でも、そんなことは酒を飲んでしまえば関係なくていつものようにガブガブ飲んで
やりたい放題やってパーティは終了。

おいしかったですよ。テキーラとナポレオン。

でも何だか飲み足りなくてそのまま新隊員がステイしている語学学校の宿舎へ俺も行っちゃって飲みなおした。


想像してみる。

今回の短期ボランティアがケニアでなかったら。。





初めての国。
知り合いもいない。
現地語も文化もわからない。
職場のやってることもさっぱりわからない。
協力隊も初対面。
空港から一人でやってきて数日後には放り出されて活動開始。
しかも任期はたったの6ヶ月。

こりゃ、大変だ。

まぁ、それでケニアを選んだわけだけど大統領選挙のせいで派遣が遅れていた
隊員と一緒にケニアに来れたのはラッキーだったな。

また同期隊員と呼べる人たちができたんだから。

先輩面しないように気をつけながら彼らといい関係を築いていこうと思う。





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2008-04-26

マンユー

ケニアではサッカーが盛んで特に若者の間の話題はほとんどがサッカーだ。
それもケニアのリーグではなくイギリスのプレミアリーグ。

同僚のスティーブはマンチェスターユナイテッドの熱狂的ファン。
今日は2位のチェルシーとの直接対決で今週はずっとその話だった。

俺はそんなに興味もないんだけどこれだけずっとその話をされてたら見てみたくなる。
ということでスティーブの家に行ってテレビ観戦。
スティーブの友達も何人か来てた。

ソーダとピーナッツで無言で観戦。





確かにサッカーは面白い。Jリーグとは比較にならないほど面白いサッカーをする。
でも、ソーダとピーナッツ。。

結果はチェルシーの勝ち。
マンUファンの彼らは無言のまま帰宅して行った。

んんんんんん。。。

きっともう二度と彼らとサッカーは見ないだろう。



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2008-04-25

人生は分母だ

日本を出て早くも1ヶ月。
あと5ヶ月。

早いなぁ~。

誰かが言ってた。

"年齢というのは分母だ"と。

1歳の1年が1とすると、
10歳の1年は1/10。
29歳の1年は1/29。
50歳の1年は1/50。

というように1年という時間は分母が大きくなればなるほど短くなるらしい。
29歳の6ヶ月というのは1/58になるわけですね。
その1ヶ月というのは1/348。

早いわけだ。。




でも、充実してます。
仕事も、私生活も楽しく時間が過ぎていってます。

時間は短くなっていってもそのぶん濃い時間をすごしていけばいいんだな。

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2008-04-19

Kenya Burning @GoDown



知り合いの写真家の写真展に行ってきた。

ケニアの選挙後の混乱をテーマにした報道写真展。

ケニア人や外国人のフォトグラファーが命がけで撮った写真の数々。

日本にいてはもちろんケニアにいてもなかなか見えてこない選挙後のケニアの実際。

そこには生々しいほどに映し出されていた。


おそらくケニアの政治家たちも知らない事実。
彼らにも見て欲しい。

こうした事実を知らずにはケニアでケニア人と一緒に働くことは難しいだろう。
だからこそ隊員を含めた日本人や外国人にも見て欲しい。





そしてその写真展が開催されていた場所もすごくいいところだった。

GoDownと呼ばれるその場所は芸術村と呼ぶべき場所でケニア内外のアーティストが
集まってダンス、音楽、演劇、詩、ペインティングやメタルアートなどのイベントが
定期的に開催されている。

Industrial Areaと呼ばれる工業地域にあるそこは倉庫を改築したところで
とても良い雰囲気だった。

ちょこちょこ顔を出したい場所がまたひとつできた。








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2008-04-15

ふと思う。

ケニアは昨年末の大統領選挙後の混乱で与党と野党が連立することで落ち着いた。

それで俺はケニアに来れることになったわけだがその連立政権がなかなか進まない。

でも、今日ようやく内閣が発表されたのです。


しかし、、大臣が42人もいる!!

みんなが待ち焦がれていたし前のような惨事は二度とごめんだから
みんな一応受け入れてはいるのだけど、みんな気がついている。

なんでこんなにでっかい内閣が必要なんだ?
彼らの給料は俺らの税金だろ!

そんな思いを消し去るかのようにムンギキが暴れだした。
ムンギキのリーダーの奥さんが警察に殺されたことへの反抗とのこと。

ケニア中で道路が封鎖されたりバスが燃やされたり警察と銃撃戦をしたりと
混乱が収拾されたと思った矢先の新たな混乱。

(俺の生活には不思議なほど影響はないんだけどね。。)



それにしても今回の選挙の混乱でいろんなことがうやむやになってしまった気がする。

アングロリーシングやゴールデンバーグなどの政治腐敗追跡もそうだ。

だいたい選挙は誰が勝ったんだ?
何の選挙だったんだ?
マジンボはどうなった?


全ての真相はムンギキと共に闇に葬られてしまうのか?





ケニアには超大物の黒幕がいて絶対に知られてはいけないことがあるんだ。

だから黒幕に認められた者が大統領にならなければならないんだ。

それでメチャクチャなやり方で現職大統領を再選させた。

強引に丸め込んだ連立政権への目をそらすためにムンギキが暴れているのでは?

なんてこと考えちゃったよ。


違うよね?M●Iさん。


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2008-04-13

ゴールにシュート

ナイロビの日本人がやっているというサッカーの試合に参加した。

隊員主催ではなくて日本の草サッカー見たいなノリ。

対戦相手はオランダ人のおっさんとケニア人の兄ちゃんの合同チーム。

人数も適当。ラインも適当。オフサイドは無し。

でもけっこうみんなうまい。




俺は予想通りすぐにバテてしまった。

でもいい運動になったし6月にはワールドカップがナイロビで開催されるらしく
それに向けて俺もレギュラー取りを目指してがんばろうと思う。




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2008-04-12

ここはケニアだったのだ。。

ナイロビで大きなアパートに住んでいて仕事もそれなりに忙しい生活をしていると
ここがケニアだということを忘れがちになる。

でも今日はここがケニアだってことを思い知らされた。

【本日の予定】
AM7:00 起床
AM9:00 フンジがボイラーを修理しにくる
AM10:00 洗濯
AM11:00 出勤
PM3:00 タウンで同僚と買い物
PM5:00 ナクルの友達と合流してナイロビのクラブでどんちゃん騒ぎ



土曜日だけど出勤の予定だった。
平日だとサーバーを止められないから週末に作業をするんだとさ。
集合時間は11時。

で今日は朝から雨。
俺の家のボイラーが壊れてて8時にフンジ(修理工)がやってくる予定だったけど
来たのは10時。

部品を交換するだけだからすぐ終わると思ってたら突然轟音と共に俺の家が水浸しに。。
ボイラーの中の水を抜かずに作業したためらしい。

あふれた水の処理をしているうちに11時になる。



同僚のスティーブに電話して遅れる旨を伝えた。

「ごめん、今家が大惨事で遅れそうだよ。」

「そうかい、でも今日は雨だから仕事は無しだよ。」

・・・お前、俺が電話してなかったら俺は傘さして職場に行ってたぞ!


そうこうしながら家も片付きナクルの友達に電話。

「ごめん、後で折り返すよ。」

と言われて待つこと5時間。

「今からウェストランドのBlack Diamondで踊るんだけどコージも来いよ」

時刻は22:00。

ナクルだったら行ったかもね。

でも、ここはナイロビだし、そのクラブは行ったことないし、
選挙後のケニアがどんなだかも良くわかってないので。。。


超忙しいはずだった土曜日は結局、家を一歩も出ずに終了。。


デイダンとBlackDiamondに行きたかった。。

ケニアの治安の悪さだけはやっぱり残念でたまらない。。




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2008-04-09

仕事状況

顔を覚えられるように便利屋としてちょこまかと働いている。

ナクルのときは便利屋として働くことが嫌で嫌で仕方なかった。

それは「ありがとう」と言われなかったから。

でもここではみんな「ありがとう」と言ってくれる。

その違いは何だろう?

人間性?

いや、仕事量と責任感だ。




この仕事が終わらなければ家に帰れない。上司に怒られる。ドナーに怒られる。

そんな中で仕事を手伝ってくれる俺の存在はホントに感謝できる存在なのだ。

だから彼らは心から「アサンテサーナ」と言うし
俺もそのありがとうのために気持ちよく働けるんだ。


そうは言いながらもただの便利屋しにきたつもりじゃないから色々と準備を進めています。
いやらしいくらいに戦略的に。。

来週あたりから動き出そうと思ってます。





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2008-04-06

ナイロビでも動物を数えてみた




ナクルでは何回か参加していたナショナルパークのアニマルセンサス。
ナイロビでも実施されていて近所に住む日本人の獣医さんに呼ばれて参加した。

ナクルとはだいぶ感じが違う。

車は参加者の持ち込み。
レンジャーも付かない。
参加者の大半がムズング(外国人)。

俺が担当したブロックは空港のすぐそばということもあってあまり動物がいなかった。




それでも途中で黒サイの夫婦にばったり遭遇した。

ナイロビの高層ビル群を背景にした野生動物は不思議な感じだけど
いかにもケニアって感じ。

やっぱりケニアって良いところだなぁ。

今回の滞在中にはアバデアN.P.に行って幻の滝を見に行こうと思う。





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2008-04-05

Karibu (Tena) Party

俺は赴任が遅れていた新隊員と一時待機帰国していた隊員数名と同じ飛行機で
ケニアにやってきた。

そんな彼らのウェルカムパーティに参加した。

俺も一応新隊員ということなんだけど先輩隊員みたいな扱いをされていて微妙な立場だ。

みんないろいろありながらもケニアで活動できる喜びを噛みしめているようで
良い表情をしていた。

だけどナイロビ滞在が長引いたせいかみんな金遣いが荒くなってるような??

良い携帯もってんねぇ~。

携帯でインターネットですか??

良い服きてるね~

良いアクセサリーつけてるね~




そういう俺もバカバカ金遣っちゃってます。
俺の冷蔵庫の中はタスカーでいっぱい。


気持ち的には協力隊というよりは仕事に来たビジネスマン気分。
だからいっぱい仕事して、いっぱい勉強して、いっぱい遊ぼうと思ってる。

金なんてそのうち稼げばいいじゃないか!?



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2008-04-02

Jambo Apartment 



俺の今回のケニア滞在は6ヶ月。
ケニアのことはよく知ってるから生活に対する不安はあまりない。
だけど家探しだけは大変になることは覚悟していた。

協力隊の予算で安全な住居をナイロビで探すのは本当に大変。
見つかったとしても6ヶ月のために家具をそろえるのも経済的に大変。

JICAは選挙後の混乱でてんやわんやだからあまりあてにもできない。
そんな中でも日本にいるときから住居のことだけはお願いしていた。
(あまり期待していなかったけど。。)

そしたら二つも用意してくれていた!

ひとつは同僚の家のホームステイ。

でその家を見に行った。

悪くはなかった。

いわゆるケニアの中流階級の人が住むようなエステート(集団住宅)で
ベッドルームも3つある。家具も一通り揃ってる。

ホントに日本の団地みたいな雰囲気で気に入った。
正直危険な地域ではあったがナイロビに安全なところがあるわけじゃないから
どうにかなるかなと思った。

でも、やっぱりホームステイはなぁ。。

職場でもずっと一緒でプライベートも一緒ていうのはやっぱりきつい。。


ということでもうひとつのアパートも見に行った。




そしたらそこは何と家具付き!家賃もぎりぎり予算内!!

速攻で決めて引越し完了。

同じアパートには何人か日本人も住んでいて隊員のドミトリーからも近い。
職場も歩いて20分ほど。

隊員としては贅沢すぎる生活かもしれないけれどナイロビでの生活で
隊員らしい生活なんてしょせん無理な話。

大満足です。

みなさん遊びに来てください。







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