ケニアは貧乏ではない。

職場でいつものようにハランベーが行われていた。
ハランベーというのは日本の"結"に近い考え方であったと思うのだけど今はとりあえず
お金をみんなで出し合って助け合いましょう!という感じ。
このハランベーで学校や教会を立てたりしていてハランベーという言葉はケニアを象徴する言葉でもある。
(ケニアのサッカー代表チームの愛称はハランベー・スターズ)
普通はひとり50Kshとか100Kshとかなんだけど今回は10000Kshとか5000Kshとかハランベー
してる人が多くいて何事かと思ったらIDP(Internal Displaced People)と呼ばれる
避難民を救おう!という名目でキバキ大統領主催のハランベーだった。
翌日の新聞によるとこのハランベーでたった3時間でSh457Mが集まったという。
(8億円くらい。100円=58Ksh)
ちなみにキバキ大統領は500万Kshを寄付したという。
この金額にも驚かされるがさらに驚くのはこのハランベーが違法行為だということ。
モイ前大統領時代はこうした大統領によるハランベーはよく行われていたらしいが
やはり役人がハランベーをするといろいろと問題が生じる。
寄付をしないと出世ができなくなったり、強制的なハランベーになったり。
そもそも私的なお金だから使い道もあいまいになって汚職につながる。
だから今の法律では公務員によるハランベーは禁止されているというのだ。
でも、大統領自らが堂々と法律を破ってみせた。
"強制じゃないから違法じゃない"って言ってるらしい。
結局ケニアは法治国家ではないんだなぁと実感。
まぁ、モブジャスティスとか見てれば明らかなんだけど。
それにしてもこのハランベーの最終的な目標は300億Kshだという。
援助に頼らない姿勢は感心するがそんなお金がホントにあるのかな?
話は変わるが先日ケニアの大手携帯会社の株式が公開されることになって
ケニア人がこぞってこの株を買った。
で最終的に集まった金額が240億Ksh
※一説にはそれ以上
ワイナイナはこう言ってた。
「ケニアは金持ちだ。もう、俺はケニアが貧乏だなんて信じないぞ」
「じゃぁ、もう援助は要らないね」
「コウジ、俺たちは金はあるが技術はないんだ。道具を買ったってそれを使える人がいない。
だから技術は必要だよ。とくに日本の技術がね。」
こいつは相変わらず頭がいい。
ケニア人は金もあるしきっと技術だってあるんだよ。
無いのは"自信"かな。
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