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2007-10-27

100%本気で遊ぼう




あいつが1000km離れたところから日帰りでモンバサにやってきた。

映画を撮るためだけに。

往復移動時間28時間。モンバサ滞在時間8時間。

で、あんまり人のいないビーチで3人で映画を撮ったんだ。

今回はちゃんばらシーンがメインでケニア人の子供たちも日本人が
忍者みたいなことやってるから大興奮。

俺たちも次第に大興奮しちゃってすっげぇ良いシーンが撮れた。

その後は子供たちと狂ったように水遊びして、アイスクリーム食べて、
オールドタウンを見下ろせる屋上でスイカ食べたんだ。

楽しかったぁ。

なんだか、ケニアを満喫しちゃったって思う。

もう、日本に帰ってもいいかなぁ。。
ていうよりしおどきかなぁ。。って思った。





バスは予定より7時間遅れてナクルに到着。

こんなところもケニアっぽくって俺は大満足だった。

もう、帰国準備ですな。










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2007-10-24

やっぱり海はいいのです



午後は昼寝。

午前中も昼近くまで寝てたんだけど、怖いくらい寝れるんだよね。この島。

でも、せっかくだからということで歩いて40分のシェラビーチへ。

干潮の時しか歩いていけないビーチ。

あんまり期待はしてなかったんだけどね。



きれいだった。

海はどこだって海だ。

沖縄の海のほうがきれいだ。

でも、イスラムの街にあるビーチにマサイが歩いていてダウ船が目の前を走ってて
でっかい夕日が沈んででっかい月がこんにちわしてる。

帰りは月夜の中をロバに乗って帰ったんだ。

俺はこの島が好きだ。



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絵を描いていたいだけ




ラム島二日目。

のんびりするのに最適なこの島ではあまりにのんびりしすぎてしまって
何もしないで帰ってしまいそうだ。

でも、それが一番の贅沢なんだろうなぁ。。

こんな島でもあっちこっちと朝から晩まで歩き回るような人と一緒
じゃなくてよかった。


それでもさすがにちょっとは動いたよ。

街中で写真をパシャパシャ撮ってると"ロバ乗らない?"って声をかけられる。

せっかくなので、ということでロバに乗って街を散策。

そこらじゅうをロバが荷物や人を乗せて歩いている。

そう言えばこの島には車はない。

正確には車が通れる道路がないから車がないのだ。


しばらくしてドレッドヘアーの兄ちゃんに声をかけられる。

"子供たちに学校を建てるために絵を売っているんだ"

ケニアでは腐るほど聞くこの台詞。

でも、その絵がちょっと気になったからそいつのアトリエに行ってみた。

そしたらやっぱりいたんだ。こんな島にも愛すべき人たちが。


キクユ人であるベン、カランジャとエリック。
絵を描きたくてあちこち旅しているうちにこの島にたどり着いたという彼ら。

子供たちに学校を建てたいというより自分たちが絵を書き続けていたいだけ。

彼らは難しいことを考えてるんじゃなくてそんな場所を作りたいだけなんだ。

わかるよぉ~。それ。

いいでしょ、このアトリエ。

"Cluture Art Exhibition" ぜひ、行ってみてください。


そこで俺のT-shirtsコレクションでダントツ1位にランキングされるT-shirtsを
カランジャに描いてもらったんだ。

すげぇ、気に入ってるんだ。










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2007-10-23

この島に着いたのは偶然なんかじゃありません



暑さで目を覚ましマタトゥに乗ってバオバブの林を抜けてマリンディへ。

でも、目的地はマリンディじゃない。

マリンディへ着いてブラブラしてから空港へ向かう。

当然、目的地は空港じゃない。

2時に出るという飛行機がマリンディ空港を出たのは4時。

インド洋とケニアのジャングルを見下ろすこと30分。
とある島に飛行機は着陸した。

でも、その島が目的地でもない。

その島から船に乗って見えてきたその島こそが目的地だ。



世界遺産の島。

ムスリムの島。

島の交通手段はロバ。

安ホテルの屋上でこっそり入手してもらったビールを飲みながら
でっかい月とにらめっこ。

ゆるやかな時間がここにはある。

初めてなのに懐かしいような島。

ここはラム島。







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2007-10-22

最後の休日




今週急にワイナイナがディストリクトへ出張になった。

俺も連れてって!とたずねても車の空席がないので断られた。。

これはもう最後の休暇に出るしかない!

"モンバサへ行ってくる!"


ワイナイナは悔しがっている。


"コージ、俺は海を見たことがない。船を見たことがない。飛行機に乗ったこともない。
イカとかタコとかも食べてみたい。"


そんなところにキプトーン宛の業務命令書が届く。


「モンバサへ出張。移動は飛行機。」


"コージ。。俺は病院もないようなマラクウェットへ出張でコージとキプトーンは
モンバサにいくのか??"


ポーレ。。


ということでバスに乗って11時間。やってきましたモンバサ。

ケニア第二の都市、港湾都市、リゾート!!


しかし、暑いなぁ。。

移動の疲れもあって同期の隊員(トシちゃん)の家でゴロゴロしてたら、
トシちゃんから電話が。


"俺の友達が防空壕で犬と一緒に暮らしてるんだけどそこで泳いでビール飲もうよ"


暑さと疲れも"犬"、"海"、"ビール"のゴールデントライアングルの響きで忘れてしまう。


そこは、断崖絶壁の草むらだった。

そんなところに第二次世界大戦中に作られたという防空壕があった。

そして、キクユ人のポールと犬のクチが現れる。

クチはトシちゃんを見ると大興奮してシッポ振って腰振ってる。

でも、トシちゃんこんな断崖絶壁で泳げるの?

そしたらポールが"ついて来い!"といってしばらく歩くと昔ポルトガル軍が掘ったというトンネルが現れる。

そこを降りていくと洞窟になっていて海に出られるのだった。

秘密基地みたいなところからウニだらけの海を泳いだあとに崖の上でビールを飲む。

そしたら、でっかい月が現れて海が白く輝き始めた。


"犬"、"海"、"ビール"そして"月"。

完璧なモンバサの初日。




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2007-10-20

本日の言葉(エチオピア)

The fool speaks, the wise person listens.

Etiopian Proverb 20, Oct







Am I fool or wise?

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2007-10-19

インジェラを雑巾と呼ぶ人は嫌いだ

新隊員がナクルへ任地訪問ということでやってきた。

で、食事でもしましょうか。

ということでナクルのエチオピア料理屋へ。

シロ、ドロワットなどをインジェラで頂く。

隣の国なのにこんなにも料理が洗練されているエチオピア。
行ってみたいなぁ。。

それにしてもケニアの料理は酷い。
きっとケニアにも料理はあったんだけど、駄目になっちゃったんだろうな。

イギリスめ!!

で、その後は何人かとまたStage Viewで酒を飲む。


ンブルはいつも以上に酔っ払っててずーっと

"俺の親父はマウマウのリーダーだ!" って言ってる。


その後は俺の家でまた飲む。

明け方までアツーく語って倒れこむように眠る。


意外とこういう時間なんだよね。

想い出に残るのってさ。





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2007-10-17

マイ プレイス




それはStage view Bar。

俺が週に2,3回は飲みに行くBar。

治安の悪いケニアでは隊員も外で飲むよりは家で飲む人が多いから
あまりケニアのローカルバーを知らない人が多い。

で、俺の家に客が来るとそこへ連れて行くんだけどそこでハマってしまう人もいる。

"コージさんが帰る前にぜひもう一度Stage Viewで飲みたい!"

ってことで今日は3人やってきた。

平日なんだけどケニアのローカルバーは曜日なんて全く関係なくて
盛り上がってるわけです。

リンガラミュージックが程よいボリュームで流れてて、よく見るととても
シャレた内装が施されてる。


いっつも同じ顔。



マコピオ:
歯医者さんで日本に行ったこともある。分けわからない日本語を
たくみに駆使し、いっつもベロベロになるまで酔っ払ってる。

オモンディ:
近所のパン屋。でも、仕事しないでいっつも酒飲んでる。
最近はパン屋を止めて市議会議員に立候補するらしく政治活動に勤しんでる。

ンブル:
ナイロビ大学医学部を出た医者。副業でレッカーサービスをしてる。
コテコテのイギリスなまり英語でめちゃめちゃ面白い話を聞かせてくれる。
ナイロビ大学時代に日本人に教わっていたらしくその人の名前
ショージロ・ミノが口癖。

ンジョロゲ:
肉屋の店員。いつも優しい笑顔で俺に良い部位の肉を焼いてくれる。

ワンガリシスターズ:
StageViewの店員3人娘。みんな超デブ。でも、毎日笑顔で
酔っ払いの相手してるのは尊敬に値する。

ムゼー:
StageViewのオーナー。名前は知らないんだけど退役軍人でそのオーラは
半端じゃない。普段は店に顔を出さないんだけど店でイザコザが起こると
どこからとも無く現れる。すると誰もがおとなしくなってしまうのだ。


みんなも楽しんでくれて俺もハッピー。

いつか、StageView日本支店をオープンさせたいなぁって結構本気で考えてる
今日この頃。

ホントにいい店だ。
こんな店が歩いて行ける距離のところに住めた俺はチョー幸せだ。




写真はンジョロゲ(上)、ンブル(下)。


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2007-10-14

週末は洗濯物が乾くのを見てるのが好きだ





う~ん。日曜なのにやることがない。。

今まではやることのない日曜日が大好きでのんびり洗濯物が乾くのを見てるのが
贅沢な時間だった。

でも、帰国が近づくにつれて何だかそれがとてももったいないように思えてくる。

ホントはもったいなくないんだけど、やっぱり遊びに行きたくなる。

で、何人かの友達に電話してみるんだけどケニア人は"いいよ~"とか言ってるけど
断ってるのがニュアンスでわかる。
(これってかなりの成長だよね)

日本人はみんなきっちり予定を立てて週末遊んでたりするから"今日遊ぼうよ~"と
言っても"今、ナイロビなんだよねー"とか言われる。



それでも何とか一人捕まえてそいつの家で酒を飲む。

アツーい会話に花が咲き気がつくと750mlのラムが空に。

翌日は信じられないくらいの二日酔い。

こんな日もあるね。





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2007-10-13

NO PLANでもいいんじゃない?

帰国も近づき、週末も貴重になってくる。

できるだけ予定を決めて遊ぼうと思ってるんだけど
そこはやっぱりケニア人。

"今週、遊びに行く予定だったよね?"

"え??明日電話するよ。"

もちろんかかって来ない。

デイダンは最近できた彼女にクビったけで俺と遊んでくれない。

ワイナイナは"事故った"らしく、いろいろと忙しいと言う。


おーい。

この貴重な週末を俺はパソコンのマージャンゲームしてますよ~。

このままじゃイカン!!

ってことで一人で夜の街へ。


一人では出歩かないようにしてたんだけどね。

ラグビーのワールドカップ イングランド-フランス戦が見たかったので。

そしたら、やっぱり知ってる顔がいるわけで、楽しく酒飲んで
ラグビーも盛り上がっていい感じ。

予定を決めて遊ぶのって実は俺も好きじゃないんだよね。

遊ぶ時くらいノープランで行き当たりばったりで行きたいものよ。




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2007-10-11

中年小僧




ボニフェス。

ワイナイナの友達。近くの病院のヘルスレコードオフィサー。

で、最近はワイナイナとボニフェスと3人で遊ぶことも多い。

ワイナイナとボニフェスは二人とも40過ぎてて子供もいる。
けど、ホントにスケベな話題ばかり。

高校生みたいなことばかりしてる。

今日も仕事が終わって3人でタウンの繁華街で立ち話。

"おい!あの女見ろよ!メチャいけてるじゃん。"

"うぉー。チョーマブイじゃん。"

"おい、おい。あっちからもスゲェいい女が歩いてくるぞ。"

"ありゃ、やれるな。間違いない。"


昼間も電話で話してる。


"何してるの?"

"セックスしてるよ"

"今、何発目?"


若いというか、子供のままというか。

でも、こういうおっさんて日本にもいるよねぇ。

ただ、彼らが言ういい女ってのがみんなおばちゃんですごいデブ。
そのあたりがケニアなのかな。



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2007-10-06

ムラティナ~

今日はムラティナパーティー。

ムラティナってのはケニアの地酒で蜂蜜からできたお酒。
以前飲んだことがあるんだけどホントにおいしくってすごく楽しみにしてた。

だからナイロビである新隊員の歓迎会を断ってまで今日の日を待っていた。

ホストはンブル。彼はいっつもスケベな話をする日本にもいるエロいおっさんだ。

で、3時30分集合だったんだけど始まったのは6時過ぎ。

その場にいたのは15人くらいのコミュニティのムゼーたち。
ここナクルは都会だから日本の町内会みたいな感じ。

でも、ここのコミュニティは金持ちが多くて弁護士や医者、銀行員とかばかりで
かなり金回りがいい。


次から次へとやってくるニャマチョマとムトゥラー。
(ケニア式焼肉とソーセージ)

そしてビール、ウィスキー、ウォッカ。

でも、待てど待てどそのムラティナが出てこない。

"ンブル、ムラティナは?"

"無いよ。"

どうやら材料の1つであるトカゲの尻尾が手に入らなかった。

てのは冗談でいちおう違法であるムラティナはこういうパブリックの場では
提供できないらしい。

最初から言えよ!って感じだけどまぁ楽しかったからいいか。

しかし、今日だけで3頭のヤギがこの場で絞められた。
まだ温かいヤギの肉を余すとこなく完食。

日本で食べたヤギはかなり臭かったけどケニアのヤギはホントにおいしい。

ニャマチョマ。

きっと日本に帰ってから恋しくなるんだろうなぁ。。




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2007-10-04

イライラ

職場のコンピュータがウィルスにやられてインターネットを止めている。
全部止めてたからみんな文句は言ってるけど納得はしていた。

ホントは全部のコンピュータのウィルス駆除が終わるまでネットの再開は
しないつもりだったんだけどなんせコンピュータの数もかなりの数だし
対応するのは俺とワイナイナの二人だけ。

しょうがないから直ったコンピュータからネットに接続した。
予想してたことだけどみんなの不平があちこちから俺に来る。

"俺のはまだ?"

"このコンピュータ使ってもいい?"

ってのが10分おきにやってくる。

俺は最初は "もうちょっと待ってて" なんて優しく言ってたけど
本当にうっとうしくてここんところシカトしてる。

でも、なかには

"コージ。本当に緊急でメールしなくちゃならないの。" 

と言ってくる人もいてちょっと使わせるとまた問題がおきる。

"なんで、あいつには使わせて俺には使わせないんだ!"

"お前はエロサイト見るだけだろ!" 

とはさすがに言えないけれど俺の我慢も限界に来ている。

ちくしょう!コンピュータなんてお前らには必要ねぇ!!



"俺って何しにここに来たんだろう・・・"


つくづく俺はコンピュータが嫌いなんだと思う。

日本でそれは気づいていたことなんだけどね。。。


実は短期のボランティアでケニアのエイズ対策の組織でコンピュータエンジニアを
JICAが募集していて俺にも声がかかってたりするんだよね。

ケニアにもう一度住めるってのはとても魅力的なんだけどもうコンピュータは嫌だよ。

あーイライラする!




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2007-10-01

鍵がないならモンバサへ




今週はウィルス駆除週間。

職場にあるすべてのコンピュータ(25台)のウィルス駆除をすることになっていた。
(実際はめんどくさいからフォーマットするんだけどね)

ろくに仕事もしていない同僚もインターネットが見たいから

「コージ!早くやってよ!」

とうっとうしいことを言ってくる。

とにかく早く終わらせたい。

で、職場に着くとオフィスの鍵がかかっている。

鍵を持っている人に聞いてみると「キプトーンが持ってる」と言う。

え?キプトーンは今週ナロックに出張だけど・・

キプトーンに電話してみると「ロナルドが持ってる」と言う。

ロナルドに聞いてみると「俺は持ってない。キプトーンには会ってもいない」と言う。

もう一度キプトーンに電話してみると電話に出ない。。

「Kusottare!」

ワイナイナは覚えたての日本語で罵る。

がっかりと言うかいつものことだから怒る気にもならない。


「俺、今週モンバサ行ってこようかな。。」



ってけっこう本気で言ったら

「今から鍵を壊す!」ってことになった。

ボロボロのノコギリをどっから持ってきてガリガリやり始める。

ケニアの鍵はしょぼいからノコギリでも簡単に切れるんだけど
うちのオフィスの鍵はトライサークルと呼ばれる評判の高い鍵。

びくともしない。

「俺昼飯食べてくるねー」

と言って外へ行く。

暇だから近くの隊員を誘って飯を食べに行ったらワイナイナから電話。

「開いたよー」

"あぁ、モンバサ行きたかったのになぁ。。"

と思ったら仕事する気が無くなってビール飲んじゃった。

何か最近仕事する気がしないんだよねぇ。。



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2007-09-30

ハクナマタトゥ

今日はワイナイナの家に遊びに行った。

家ではワイナイナはお父さんだった。

ワイナイナと奥さんと子供が2人。それと妹の子供が4人。そしてネコ。

奥さんの耳を気にしてるのか父親の威厳を意識してるのかワイナイナは
政治の話とか仕事の話とかしていて退屈。

そんな俺の態度を感じたのかワイナイナは

「ちょっと外へ散歩しに行こう」と言った。

行き先はやっぱりPub。

家を出て酒を飲み始めるといつものワイナイナに戻る。

同僚の悪口。女の話。キクユ人の自慢話。

いっつも一緒にいるのに彼と話しているとホントに面白くて笑いが止まらない。

気がつくと暗くなってきた。

ワイナイナの家はタウンからけっこう離れてるので家に帰るのを気にして
「そろそろ、帰るよ。」と言ったら「もう1本飲もう。」と言われた。

「何時までマタトゥ走ってるの?」

「9時までは走ってるさ。」

「そっか。じゃぁもう一本だけね。」


ということで8時30になったころに帰ろうとしてマタトゥステージへ。

ぜんぜんマタトゥが走ってない。。

「ねぇ、今日は日曜だけどホントに俺は帰れるの?」

「あ。。日曜か。。でもマタトゥはある。もう少し待とう」

と言って1時間が経過。

まってる間もどうしようもないような話をしているうちに

「コージ。今夜は泊まっていけ。」

ってことに。

仕事のある日は家に泊まりたいタイプなんだけど帰れないんだから仕方ない。

しっかりしてくれよな。ワイナイナ。


でも、満天の星空が見えたからいいか。




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2007-09-29

クレーターで野球しよう!




映画好きな同期がかねてから言っていた俺たちの協力隊記念映画の撮影が
ようやく行われた。

ホントはみんなでモンバサに行って撮影する予定だったんだけど
みんなの予定が合わなくて距離的に中間に位置するナクルで撮影が
行われた。

メネンガイクレーターという巨大な火口で野球をするという設定。

で、朝からみんなでお弁当持って俺の家からピクニック。

そこは本当にきれいなところ。

リフトバレーを見下ろせる。
フラミンゴでピンクに染まったナクル湖を見下ろせる。

天気も良くて最高にきれい。

クレーターまで俺の家から徒歩で4時間ほど。

途中ですっごくきれいなところがあってそこでお弁当を広げる。
あんまりきれいなんで「ここで映画撮ろうよ」って誰かが言い出した。

誰も文句のある人はいなくて俺たちは
でっかい空とでっかいリフトバレーとナクル湖を見下ろす原っぱで
牛とロバに見られながら野球をしたんだ。



誰もストーリーとか理解してないんだけどそいつを信用してるから
きっといいものができると思って撮影したんだ。

いっぱい笑いながら、真剣に映画を撮ったんだ。

出来上がりが楽しみだな。







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2007-09-25

Shopping in Nairobi




ワイナイナとナイロビへ。

お買い物をするために。ナイロビへ。


オフィスのコンピュータがウィルスにやられてしまった。
その対処のためにいくつかモノが必要になったから。
その他にもいくつかコンピュータの備品が必要だったから。

もちろんすべてはナクルで入手可能。

ナクルのたいていのコンピュータショップはガラクタみたいな物を
売ってるんだけど1つだけ信用できるショップがある。

そこで買えば問題ないんだけどある問題がそうさせない。

去年、俺がアンチウィルス(ネットワーク版20ライセンス)を購入しようと
提案してお金が下りてその店から買おうと思ってたらとある同僚に
裏切られてそのお金は海賊版のアンチウィルス1ライセンスに化けた。

その製品はネットワーク版じゃないし、サーバーにはインストールできない。

10万円の予算が5000円の商品になってしまった。

もちろんそいつはその信用できるショップじゃなくて知り合いのガラクタ屋
から購入して9万5000円ほどがあいつの懐に消えた。

この時は気づかなかったんだけどその信頼できるショップからすると
この時彼らも騙されたことになる。

俺が10万円の商品を買うといって用意してくれてたのにそのクソ同僚は
そこでは買わなかった。

俺がきちんとフォローしてれば良かったんだけどね。。

彼らにしてみればもう俺たちは良い客ではなくなった。

だから、今回いろいろと買おうと見積もりをお願いしたんだけど
ぜんぜん見積もりが出てこない。

メールも返信無い。電話も出ない。出ても「明日ね。」と言われる。

そんなこんなで俺はナイロビまで行かなければならなくなったのだ。


ナイロビでは何でも手に入る。
競合者も多いから値段も安くなる。

そして浮いたお金はワイナイナの懐へ・・・。

もう、俺は何も言わない。

こうしたことは日本でもある。
隊員だって交通費上乗せしたり損害保険を虚偽申請したりしてる人もいる。

でも、気づいてほしいのはそうやって自分の首を絞めているってこと。

誰かが不正をすれば誰かが不正を取り締まろうとする。
そうして無駄な手続きや無駄な仕事が増えるんだ。

日帰りでマタトゥ300km移動。
帰りは遅くなっちゃって怖かった。

もうこんなの嫌だよ。

でも、帰り道の夕焼けに染まったロンゴノットがきれいだったからいいや。





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2007-09-23

涙もろいのは歳のせい?




俺のバイブルとなりつつある漫画 

『同じ月を見ている』

読むたびに泣いてる。むせび泣いている。

でも、さすがに何度も読んでると涙も出てこなくなりそうで
しばらく読んでなかった。

というか忘れてた。

そういう時は読む時じゃないんだと思う。

で、今日どういうわけか読みたくなって読んでみてやっぱり泣いた。

どうしてこんなに涙が出るのか分からないくらい泣いた。

俺はそんなに本や映画で泣くほうじゃないんだけどね。



その後友達から借りた『ホテルルワンダ』を見た。

前から見たかったんだけどなんとなく巡り合えなくて
今回ようやく巡り合えた。

あんまり期待はしてなかった。

実際に内容はそれほど素晴らしいとも思えなかった。

何でルワンダでみんな英語しゃべってんだろ?っても思った。

だけどやっぱり涙が止まらなかった。

それは同月で涙腺が弱まってしまったからかもしれないけれど
やっぱり単純に家族や仲間がバラバラになるってことの悲しさが
俺の中で強く感じるようになったようにも思える。

これって歳をとったってことなのかもしれないけど、
こういう感情を積むことができるのなら歳を取ることは悪いことではないね。


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2007-09-21

先輩として、人として

新しくナクルにきた隊員がこう言う。

「わたし、日本に帰りたい。。」


来たばっかりじゃないか!
そのうち、楽しくなるよ!

なんて思うけど気になることがある。

実は以前も同じ街に隊員がいた。

俺より3ヶ月ほど後に来たその隊員は3ヶ月くらいで
ホントに日本に帰っちゃった。

理由はいろいろあって深刻な問題も抱えていたらしい。

だから、俺がどうこうしたからって彼女の帰国を止めることは
できなかったのかもしれないけど今でも気になってる。

俺がもう少し彼女の気持ちを聞いてあげていたら。。。

あの時は俺も来たばっかりで人のことまで面倒見てられなかった。
でも、話くらいは聞いてあげられたんじゃないだろうか。。

そんな思いをずっと引きずっていた。


そして新しい隊員の悩みを聞いていて思う。

悩み自体は協力隊員なら誰でも抱くような悩み。
だけど、それを伝えられる人。理解してくれる人がいるかどうかなんだ。

俺はやっぱり恵まれていたんだな。って。
同じ街に同期隊員が二人もいたし近所には他にも日本人が住んでいたり。

もちろん完全に理解してくれる人なんていやしないんだけど、
悩みなんてのは人に話してしまえばたいていは解決してるもんで、
本人が解決できないような悩みは俺には解決できないわけで、
それでも俺にできることも何かはあったりするわけだ。


引っ込み思案なくせに気の強いその新隊員。

俺ももうすぐ帰っちゃうけれど何とかその隊員がケニアで
いい時間をすごせるような手助けをしたいと思う。

とりあえずあまり酒を飲まないその隊員とゲロ吐くまで一緒に
飲んでみようと思う。


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2007-09-20

クソ野郎ども

ケニアのコンピュータはウィルスによって壊滅の危機に直面している。


"コージ。私のコンピュータの調子がおかしいんだけど見てくれる?"

"うーん。これはウィルスに感染してるね。"

"じゃぁ、直してよ。"

"あんたも保健局のオフィサーならわかると思うけど一度感染したら
直せないウィルスもあるんだよ。HIVみたいにね。"

"え!そうなの?じゃぁ、どうすればいいの?"

"とりあえずこのコンピュータは使わないで。他のコンピュータに感染しちゃうから。"

"わかったわ"


って言って職場を1週間留守にして帰ってきたら職場のほとんどの
コンピュータが感染してた。

これはやばいと思ってネットワークも落としてみんなに注意を促した。

でも、次々に感染していく。

よく見てみるとみんな平気で感染したコンピュータやUSBを使いまくってる。

"おい!感染するから使うなって言っただろ!"

"でも、この仕事しろって言われたんだもん。
ところでコージ。このコンピュータちょっとおかしいんだけど、見てくれない?"

"だから、そのコンピュータは感染してるんだって!"

"え!そうなの?じゃぁ、どうしましょう。"

"だから、このコンピュータは使わないで。他のコンピュータに感染しちゃうから。"

"わかったわ。"

と言った直後にUSBを刺している。


・・・俺の説明が悪いのか?ワイナイナ?


"あいつらは無能だ。"



せっかく俺とワイナイナが作り上げたシステムもすべて感染してしまって
トレーニングも途中で中断。

とにかく、アンチウィルスを手に入れなければならない。

必死の提案でようやく購入の許可が出た。

でも、思い出すのは去年の悪夢。

同じ状況でアンチウィルスを買おうとしたらだれかがその金を不正に使ってしまった。

だいたい犯人はわかってる。

そいつに任せてるとまたお金がなくなるから、ずーっと目を光らせているんだけど、
そいつは俺の目が離れるまで処理を進めないつもりのようだ。

"いつ、金が用意できる?"

"今、忙しいんだ。明日には用意できる。"

そしたら次の日そいつ "犬に噛まれた" と言って仕事を休んだ。。

どうなってんだこのオフィスは?ワイナイナ?


"あいつらは無能だ。"


うぉーーーーーーーーーーーー!俺はもう少しで日本に帰るんだぞ!

犬に噛まれたっていう嘘のせいで俺は計画半ばで帰国するのか!

ワイナイナは俺が帰ったら職場を変えるって本気で言ってる。

そのほうがいい。

彼がここにいたら間違いなく誰かを殺してしまう。

俺の最後の仕事はワイナイナの新しい仕事先を探すことだ。



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