2007-05-29

友達か仕事か

俺の配属先は保健局。
でも、俺はコンピュータエンジニア。

保健局の人にとってコンピュータはあったら嬉しいだろうけど
コンピュータが仕事ではない。

だから、俺は彼らに仕事を強制することはできない。

彼らも自分の仕事で忙しいからね。

だから、彼らの仕事の合間を縫って自分の活動を進めていくしかない。
彼らのスケジュールを常に確認して "今日はここまでやろうね。" と言って
同僚のワイナイナと仕事を進めていくのだ。


"コージ。今週は俺は空いてるから一気に進めちゃおうぜ!"

俺は期待していた。でも、そんな風には進まないこともわかってはいた。


朝から見知らぬおばちゃんが来ていてワイナイナにエクセルの
データ集計をやらせている。

聞くところによると彼女はワイナイナの友達で今はカレッジにいて
大事なレポートを書くためにワイナイナの助けを借りているとのこと。

こんなことは良くあることだから何とも思わなかったんだけど
俺の活動のこともあるからワイナイナに聞いてみた。


"いつ、終わるの?"

"午前中には終わるから、午後から一緒に仕事しような!"

でも、やっぱり午後には終わらなかった。
次の日もそのおばちゃんが来て同じことの繰り返し。
そして、その次の日も・・・。

さすがに俺もイライラしてきてこう聞いた。

"いつ、終わるのか?それを教えて欲しいんだ。"

"今度こそ、今日の午前中には終わる。俺を信じてくれ。"

その言葉を信じたわけじゃないけれどやっぱり終わらなくって
俺は珍しく怒りをあらわにして"もう、俺帰るよ。"と言ってオフィスを出てしまった。


その夜、ワイナイナにこんなテキストメッセージを送った。


"今、一人で飲んでるよ。今日お前にはガッカリしたよ。
明日こそは一緒に仕事しような。"

するとこんな返事が返ってきた。

"私たちが友達を助けなければならないということをコージは理解しなければならない。友達はどこかで私たちを助けてくれてるんだよ。
でも、俺たちにも仕事があるのは事実。明日から一緒に続けよう。"


"俺が今までに一度でも友達を助けるなって言ったことがあるかい?
業務中であっても俺は友達を助けることは否定しないよ。
ただ、スケジュールをきちんと把握して伝えて欲しいだけなんだよ。
明日からまたがんばろう!"


で、翌日。

俺もワイナイナも突然呼ばれたワークショップに参加させられた。

この国でスケジュールを立てることなんて不可能なのかな。。。


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