出張レポート6 ”呪いのメカニズム”
以前mixiの日記でケニアの呪いについて書いたけど、今回もいろいろ感じたので。
それはエルドレットのモーテルで朝食を取り車に戻ろうとしていた時だった。
車を洗っている男が突然、悲鳴を上げて倒れた。
倒れたときに頭を打って血を流しながら、痙攣してる。
その男はその場にいた人の車で病院に連れて行かれた。
おそらく、癲癇の発作。あるいは心臓発作なんだろうけど俺はそういうの
見たこともなかったからかなり衝撃を受けた。
ドライバーのキーゲン君はそれを見てこう言った。
"彼はここのモーテルのオーナーの息子だ。
きっとオーナーはこのモーテルを建てるときに悪いことをしたんだ。
だから、その呪いが彼の息子にかかったんだな。"
呪い。
ケニア人には呪いが確かに息づいている。
彼らはそれによって人に恨まれることを避けようとする。
呪いが社会的規範となっているのだ。
"呪いにかかるから悪いことをしてはいけない"
それってとてもわかりやすい理論だ。
でも、呪いってのは呪い返すこともできる。
呪いを破ることもできる。
そして何より、
"悪いことをしてはいけないのは人に迷惑をかけるから"
といった倫理観が欠落している。
だから、呪いが効かなくなっときその社会は恐ろしい状況になりかねない。
全てが呪いのせいとは言わないけれど今のケニア。やっぱりおかしい。
国民の半分以上が貧困に苦しんでいるというのに金持ちがいっぱいいる。
なかには世界の富豪トップ10にランクインしたことがある人がいる。
ケニアの大統領の給料はアメリカの大統領より日本の首相より高い。
おかしいでしょ?
彼らのお金が少しでも国民に渡ればたいていのことは自分でできる国なのにさ。。
呪いの文化はそれが崩壊したときに全ての人に呪いが降りかかる結末なのかもしれない。。
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