分析するまでもない夢
標高の高いところでは睡眠が浅くなるらしい。
俺のマットレスはケニア人も"要らない"って言うくらいベッコベッコで眠りにくい。
酒の力を借りないと寝付けないことも多いから眠りはさらに浅くなる。
だから、いろんな夢を見る。
それも自分の精神状況をわかりやすいほどに映し出すような夢を。。
こないだ見た夢はこんなかんじだった。
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ラグビーの大事な試合がある。
負けたら引退。
集合時間に遅れそうな俺は急いでいた。
そんなときに俺は道でばったりケニア人と出会って話し込んでしまう。
そのうちに俺は試合のことをすっかり忘れてしまってケニア人と
散歩に出かけてしまうのだ。
そして試合のことを思い出した。
時計を見るともう試合終了の時間。
あわてて会場に向かった。
チームのメンバーは俺と目を合わそうともしない。
俺は正直に"ケニア人と遊んでた"って謝ろうと決めていたんだけど
俺の口から出た言葉は
"いやー、困ってるケニア人がいたんで助けてたんだよ~。ごめんごめん。"
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俺はいろんなものを犠牲にしてケニアにやって来た。
その覚悟もあったし、なんかをやってやるってみんなに言いきってやってきた。
そんな彼らに嘘をつくようなことはしたくない。
でも、俺は彼らに胸を張って言えるようなことをしているだろうか?
いつか俺はケニアでの時間を美化してしまうんじゃないか?
そんな焦りのようなものを感じてたんだろう。
今は多少無理したっていいと思ってる。
ケニアのため。自分のため。みんなのために胸を張れなくても
嘘をつかないですむ程度のことはやってやろうと思う。
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