フォトグラファー その3
以前いっしょに食事してゲームサファリをした写真家が他の隊員と
トラブルを起こしていたことを知った。
http://tef-tef.blogspot.com/2007/01/blog-post_27.html
http://tef-tef.blogspot.com/2007/01/blog-post_28.html
その写真家はエイズ対策隊員の活動をサラーと見てこう言ったらしい。
「瀕死のエイズ患者の写真が撮りたいんだけど・・・」
その発言に隊員は怒りを抑えられなかったという。
自分の活動は末期のエイズ患者のケアではないし、
エイズと言う病気をろくに知らない人が突然やってきて
エイズで苦しんでいる写真を撮って日本で公表するという。
エイズは確かに怖い。
でも、知識と行動によって防げる病気なんだ。
だからこそ、隊員が必死になってエイズの拡大を防ごうとしている。
瀕死の患者の写真を見て無知な人は
「エイズってコワーイ!」、「アフリカってかわいそう。。」
なんて思うかもしれない。
エイズは日本にもあるし、ネガティブなイメージを抱くことは
結果としてエイズ予防にはマイナスになる。
それはアフリカではもはや常識。
アフリカではエイズ患者は希望を持って生きようと多くの人と
(本当に多くの人と)ともにいろいろな活動をしている。
そんな姿を見てもらいたかった彼女はその写真家に対して
怒りを感じると共に日本のエイズに対する知識の低さを嘆いていた。
写真ってなんだろう。
写真に写るものに嘘はない。
でも、真実であるかどうかは判断つかない。
写真家は写真で表現するわけだし、
瀕死のエイズ患者で表現することは彼女の自由であるかもしれない。
希望を持って生きているエイズ患者も嘘じゃないし、
瀕死のエイズ患者も嘘じゃない。
写真は撮る者の自由だし、どう解釈するかは観る者の自由。
真実は一つだけじゃないかもしれない。
"撮られる者の表現"と"撮る者の表現"、
そして"観る者の解釈"が一致する写真なんてあるのかな?
とにかく、せっかくがんばってる隊員のところに一流の写真家が
訪れたんだから十分に話し合って納得できる写真を撮ってもらいたかったな。
写真家も今回の取材にエイズが含まれているんだから多少は勉強してきてほしかったな。
感性だけで撮った写真に付き合わされるなんてまっぴらごめんですから。
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