危ないところだった その2
ケニアでの夜遊びはリスクが高い。
ナイロビはもちろん俺の住む街ナクルはナイロビに次ぐ治安の悪さ。
だから、夜の移動はたとえ100mの距離でもタクシーになる。
タクシー運転手だって夜中は運転したがらない。
仲のいいタクシードライバーもここ数ヶ月で立て続けにカージャックに遭った。
当然タクシー料金も高くなるし、信頼できないタクシーは余計に危険だったりもする。
(どこに連れてかれるかわからないから。)
だから、信頼できるタクシーを使用するしかない。
その彼が仕事をしているかどうかも事前に確認する必要もある。
そんな状況だから夜タウンで飲むときは帰りの余力を意識しなければならない。
当然、テンションは最高潮にはあがらない。
”楽しくなってきた。ちょっと酔っ払ったかな?”
ってあたりで帰らないといけないから。。
でも、こないだは違った。
なんかどうでもよくなってた。
「おい!デイダン。テキーラ飲もーぜ。」
で始まったケニア人とのテキーラ大会。
当然、テキーラは裏切らない。
どんどん高まる俺のテンションは抑え切れなかった。
繰り返される”アミーゴ!”の掛け声。
気がつくともう朝で俺は自分がどこにいるかもわからなかった。
一瞬、天国かと思った。
でも、そこは自分の家だった。
デイダンに電話してみたら気がついたら俺はいなくなってたらしい。
どうやって帰ったんだろ?
危ないところだった。。
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