大金を拾ったら?
それはワイナイナとキプトーンと休憩時間に"日向ぼっこしよう!"
とオフィスの外に出る途中だった。
俺の目の前に4000Ksh相当の現金が転がっていた。
日本円にして7000円ほど。
ワイナイナの給料が20000Kshほどだってことを考えるとかなりの金額だ。
ケニアでお金を拾うなんてこと事体かなり珍しいし、その金額に俺は驚いて
「わぁ!大金が落ちてるよ!」
と声を上げた。
それを拾い上げてどうしていいのか考えてたら近くにいた守衛さんと目が合った。
ワイナイナに「彼にあずけた方がいいよね?」と聞くと
「・・・そうだな。」と生返事。
守衛さんがネコババする可能性もあるけどそこはオフィスのエントランスで
かなりの人通りがあるし、そのときもかなりの人が注目していたからそれが
ベストだと俺は考えた。
お金を守衛さんに預けて3人で日向ぼっこしながらワイナイナとキプトーンが
腑に落ちない顔をしている。
そしてこう言い出した。
「あの守衛はネコババするぞ。」
「半額もらってこよう。」
「あんだけ人が見てたらネコババできないよ。
それに持ち主はすぐ近くにいるはずだよ。」
「コージが声を上げるからだ。。」
「あんな人ごみでネコババできるわけないだろ!」
「俺の演技力を舐めるなよ。どうにでもできるさ。」
「でも、人のお金じゃん。」
「落ちてるお金は拾った人のものだ。」
「それは違う。正直に生きろっての神様も言ってるでしょ?」
「あのお金は神が俺に与えてくれたものだったんだ。」
「なにそれ?もし自分がお金落として誰かが返してくれたら嬉しいじゃん。」
「お金を落としたら運が悪かっただけってこと。それだけさ。」
う~ん。
納得できる部分もあるがやっぱりモラルというものが日本とは違うよね。。
あのお金は結局持ち主が現れたとのこと。
ワイナイナは5秒ほど悔しがってたけどすぐに忘れてしまった様子でした。
0 コメント:
コメントを投稿