寿司とSUSHI。空手とKARATE。
例えば10年日本で修行を積んだとしてもフランス人は寿司職人にはなれないと思う。
おいしい寿司を握ることはできるだろう。
でも、寿司カウンターでフランス人が「らっしゃい!」って言って握ってくれても
それは寿司じゃないと思う。
それはSUSHIだ。
文化は空間を含むのだ。
先日、住んでいる学校の生徒が空手クラブを始めたのでぜひ教えてくれと頼まれた。
「俺、空手なんてやったことないよ」
って言っても全然信じてくれない。
とりあえず行ってみると高校時代に空手をやったことのあるという生徒が
他の生徒に空手を教えていた。
破れた空手着を着て(それが空手着ではないとは決して彼には言えない・・・)
パンツ丸見えで
「マエゲリィ」(前蹴り)
「マワシュゲリィ」(回し蹴り)
「ウォッシ」(オッス)
(注:声裏返ってる)
とか言いながらの真剣に空手をやっている。
以前どこかで見たケニアの空手道場よりは全然うまい。
でも、やっぱりどこかにアフリカンダンスのリズムが入っていて
空手というよりはダンスのようだ。
俺は日本で空手を見たことはない。無論やったこともない。
だけど、これは空手ではないと思った。
でも、真剣に取り組む彼らを見て俺はある決断を下した。
「KARATEでいいじゃないか・・・」
ということで私、毎日1時間30分みっちりとケニア人とKARATEしてます。
日本人としてケニア人にKARATEを習うことは正直情けないことだと思う。
でも、ケニア人にだってダンスを踊れない奴がいるようにありのままの日本人を
知ってもらうことも大事だよね。
いいエクササイズになってることは間違いないしね。
代わりに日本語教えてるしさ。
でも、あくまでKARATEだから声は裏返らせて教えてる。へへへ。
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